ずいぶん昔の話ですが、宮城県の北部のやくらいガーデン に行った時の話ですが、

介護の現場で働いている人に読んでもらいたいです。



在宅で過ごしていた高齢者(ほとんどは車いす)と一緒に、日帰り旅行を計画をしたときの話です。

昼食は、そこのレストランを利用しようとしましたが、結構高くて予算オーバーでした。




「1000円で、柔らかいメニューを作ってもらえませんか」
って、電話しちゃいました。


翌日
「これで如何ですか?」
とファックスで、特別メニュー表が送られて来ました。



感激です。そく「OK」でした。



当日は、貸し切りではないですが、それに近く(平日だったので)、テーブルマナーが必要な感じの食事で、

みんな感激しています。



一皿ずつ全員分下げてから、次の皿が出てきます。
食べるのが遅い人もいましたので、全部終わるのに時間がかかり、見学の時間が少なくなりましたが、

リッチな気分を味わったようです。



帰りに、豪雨に見舞われましたが、それより満足感が強く、最後までありがとうを言ってくださいました。



特に、ついて行ったボランティア、職員、家族には好評でした。
大人の腹には少ない量だと思ったのですが、1000円であれだけの物を食べられて大満足の評価でした。



次の年も、私の担当ではありませんでしたが、同じ計画をたてて行ったようです。



で、何が言いたいかって・・・
ガーデンのPRではありません。



無理難題の要求に即断らないで、それなりの提案をしてくれた。
おそらく、赤字だったと思うが、それをしてまで、お客様の満足度を上げてくれた。
連絡していて不快な思いは全然ありませんでしたし、当日もそこの職員の態度に不快感を感じませんでした。



こうゆう商売の心を、介護の現場であるでしょうか?
忙しいし、低賃金だし・・
ゆとり持てないでいる現場のかたが多いのではないでしょうか?




あなただったら、お客様の満足してもらい為に、どんなことを考えますか?
五つくらいあげてみましょう。