最高に忙しい日にぶつかると、その次の日から、「疲れた~」が口癖になってしまう。

先日、予定を何も入れず、近くのデイの内覧会に参加予定にしていた。

なのに、新規の病院受診がはいり、当日は朝早々から、入居していた高専賃から、ご利用者が意識消失しかけて、血圧が200になっていると電話があった。
「さとう水飲ませたりしています」と????
この対応はおかしいけれど(糖尿病の既往は血糖降下剤も飲んでいない)、これが原因で命にはかかわらないので、まずは病院の手配をする、とした。

この人は、高専賃に入居するにあたり、家族がいないので、近くの病院に変更しようとしたのだが、数カ所回ったが、「うちでは診られない」と拒否をされていた。
複数の病気で薬を飲んでいたのだが、専門外なので、全部の薬を出せない。
複数の病院を受診してくださいと。
80代後半のみよりのない高齢者に、ヘルパーに病院付き添いを頼んだら、金銭的負担が大きいし、そんなに治そうと頑張らなくてもいい状態なのだ。
「最悪の状態になったら、延命治療はしない」と総合病院と確認してある。
その総合病院にも、相談するが、やはり近くの病院を勧められ、病院を探してくれたが、そこは、もともとのかかりつけ医と1キロも離れていない。
であれば、元々のかかりつけ医に相談して、本人の受診を2ヶ月に1回くらいでお願いして、継続してみてもらえるようにしたばかりだったが・・・

救急車呼ぶ状態でないようなので、迎えにいき、車に乗せようとしたら、また意識遠のくが、改善。
私の予測は、心臓と思っていたので、そのまま病院にいく。


同じ時間ころ、新規で総合病院受診の予約をとっていて、紹介状を私がもらっていく予定にしていた。
精神科の既往のある方が、5月に原因不明で歩けなくなり、寝たきり状態になっていた。
麻痺があるわけでもないが、ろれるが回らない、記憶力があいまい、などはあるが、病院に行ってもわからないまま。
その人が熱を出したのをきっかけに、近医受診。
結果、肝機能が高く、かかりつけ医(精神科)に行けとお怒りモードの医師。
原因は、薬の飲み過ぎだと。
かかりつけ医に行けば、肝機能は内科で治療すること・・・と。
紹介状をお願いしたが、その場では拒否。

総合病院は、紹介状なしはお金がかかるし、精神科の場合は、必ず紹介状がほしいと・・・
困った・・・
仕方なく、前記と同じ病院に相談して、寝たきりの原因精査で、総合病院に紹介状を書いてくれた。
総合病院では、やっぱり精神科の紹介状は必須。
かかりつけ医の精神科に、再度お願いして紹介状を書いてもらう。
それをもらいにいって、いっしょに受診予定だったが、予約の時間に間に合わないハプニング。

当然、内覧会もキャンセル。

前記の具合の悪くなった患者さんを病院に置いて、後期の患者さんの紹介状をもらって、病院に走り、その間電話でやり取りをしながら、前記の患者さんは、総合病院に救急車で搬送、後期の患者さんは、すでに診察終わっていたが、検査をして判断なので、40分おくれで病院に着き、紹介状を渡す。

前記の患者さんは、そのまま入院。
後期の患者さんは、動けなくなった原因を薬の飲み過ぎとなり、薬を2種類まで減らし、そのまま総合病院での継続観察となった。

どちらも、結果はめでたしとなったが、今回は、病院のかかりつけ医拒否と病院間のトラブルに巻き込まれて、右往左往してしまった。
医療をうけられなくなった高齢者が、一番の被害者と思う。

しかし、今回のケースは私としても初めての経験でした。

1日が終わったら、どっと疲れた~・・・

今日も疲れが残ったままだ。

総合病院のソーシャルワーカーと仲良くしていたため、前記の患者さんに付き添いなしで救急車にのって頂いても、病院内で助けてもらった。連携は大事ですね。
感謝、感謝!