ホステス専門アドバイザー:REINAです。
先日、こんな記事を書いたのですが↓
私も昔、私ほどホステスに向いてない人もいないだろうと思っていました。
ただ私の場合、記事にあるような理由ではなく・・・
完全に私自身の問題だった、っていうのが残念
今日はチョイとそこに触れてみたいと思います。
<向いてない!その1>超絶人間不信
なにぶん、育った環境がずいぶん様子のおかしい状態だったもんで。
社会に出たときにはもう、人間不信の塊でしかなかったですよね。
怒られるのがイヤ、傷付く、指摘されたらイラつく、とかいうレベルでもなく。
私に何か言ってくる人=殺される!!
みたいな感覚だったから、殺気立ってましたよねー
人と接するなんて苦痛以外の何ものでもなかったし、かかわりたくもなかったし。
まあ、今思えば、
「周りのほうが何倍もおまえにかかわりたくないわ!」
っていう勢いですけども
いやあ、荒んでました。
<向いてない!その2>ワタシニホンゴワカリマセーン
社会に出て一番戸惑ったのは、意思疎通ができないこと。
「???」でしかないと思うんですけど、同じ日本語なのに、全然意味が分からないんですよね。
ほんとに、言葉の分からない異国に放り出された感覚。
「ありがとう」とか「ごめんなさい」とか「すみません」ってどこでどう使うの?
っていうレベルでした。
初めてお客様に誕生日をお祝いしていただいたときに「おめでとう」って言われて、意味が分からず辞書引いたくらい(爆)
しかも、辞書見ても分からなかったですね。
生まれた日を祝ってもらうことなんか経験がなかったので、
「赤の他人がお金払ってまで何がめでたいんだ?バカじゃないのかしら」
って本気で思ってました
日本人なのに、辞書引きながら仕事してた新人時代。
・・・向いてるなんて思えるわけがないっていう
<向いてない!その3>色恋に鬼の嫌悪感と殺意
性別問わず、色気を出してくる人に殺意を抱くほど嫌悪感いっぱいでしたね。
口説いてくるお客様もそうだし、色恋で引っ張ろうとするホステスも。
今はないですよ。
No.1だったときはすでに、お誘いくださるお客様をかわいいなって思ってたし、色恋という営業法を苦なく取れるホステスさんすごいなって思ってました
売れなかった時代は自分の気持ちの整理もついてなかったから、過剰反応しちゃってたんですよね。
女だったから生きてこれた、でも女だったから嫌な思いもした。
私にとって「お金を稼ぐ」って、中学時代の経験から「女という性を売ること」に直結してたから、純粋な気持ちで褒められたり好かれたりしても、受け入れられなかった時期。
だからこそ、やりたくもない色恋や枕を強いられたり、お客様からひどい扱いを受けるホステスさんがいることにとても心が痛むのですよね。
そんなことしなくてもホステスは成り立つのに、って本当に思う
そんな時代を総称して「人間じゃなかった時代」と私は呼んでいるのですが
こんな女でも、過去にいろいろあっても、今の私を見て判断してくれる。
それは、この業界の『もっともいいところ』だと思います。
だから私も人生を変えられたし、あくまでもホステスという狭い世界に限られるけど、受け入れてもらえた。
社会的には信用のない業界だけど、私にとってはホステスという職業がなかったら、今日まで生きてないかもしれない。
向いてない、と思ったまま辞めてしまわなくてよかったな、と思っています。
もちろんこの仕事が本当に合わない人もいるから、つらいなら辞めていいんですよ。
ただ、その「つらい」がすべてじゃないかもしれないからね。
選択肢があるならもう少しがんばりたい、って思うホステスさんは、少し視点を切り替えるといいかな、と思います。
そのひとつのきっかけになれば、と思って書いた記事なので、向いてないなーって思ってるホステスさんは一度読んでみてくださいね
すこぉーしずつですが進んでおります笑