知識のない私でも名前だけは聞いたことがある設計士さん、磯崎新さん。
その方が建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞されたそうです。その賞がどんなものなのかも知識のない私は知らないですけど、ノーベル賞に例えられるくらいなのですごいことなのでしょう
その磯崎新さんが設計した住宅がお隣の市に2軒ありまして、そのうちの1軒が受賞記念に一般公開されることになりました。
この建物は私が子供の頃からありました。不思議な形をしているので、なんなのかず~っと疑問に思っていました。
人が住んでいる“家”だとは思わなかった
コンクリート打ちっぱなしの、無機質だけど愛嬌のある外観です。
裏側はこのような形になっています。
裏から見たのはもちろん初めてです。正面より表情があるなぁと思います。
こちらは一般公開のチラシです。
磯崎新さんが設計した住宅を公開することはもちろん一番の目的ですが、そのおうちの家主さんが収集した絵画コレクションを見てもらうことも大事なことだったようです。
靉嘔とか瑛九とか池田満寿夫とかが無造作に置いてありました。誰でも自由に入れる場所に、監視する人もいなくて、盗難とか大丈夫なんかな?と心配になりました。
建物は築36年だそうですが、そんなに経っているとは感じさせないくらい素敵な空間でした
カエルの目玉のような外観の内側はこのようになっています。
階段の吹き抜けです
外観もコンクリート打ちっぱなしですが、家の中もコンクリート打ちっぱなしでした。
この半円形が素敵すぎる