ヴィヨンの妻見てきました
(ネタバレ嫌な人は以後注意です)
しかし暗かった笑
それでとにかく松さん&浅野さんの演技がすごかったよー。
浅野さんなんて、まるで太宰治のようだった…意図的に似せてるんだろうな。
あーでもホント精神的にキッツかったー(笑)
紗知が万引きするところは「灯籠」で、
「桜桃」と「姥捨」も混ざってました。
サイトみたら、他にも「きりぎりす」「二十世紀旗手」「思ひ出」が混ざってるみたいだけど、うーん、読んだことないや
最後の紗知のせりふの解釈は、わたし個人的にはあの描き方は納得できなかったかな。
これは妻の裏切りの物語だとわたしは読んでるけどねー
でも、たぶん太宰はそういうつもり(監督さんが解釈したのとほぼ同じ)で書いたんじゃないかなーと思ってますよ。
ヴィヨンの妻については論文5本くらいかじった程度だからよくわかんないけど
卒論これか「女生徒」にしようと思ってたことがあったんだよね
で、まぁTSUTSUMIですよ。TSU・TSU・MI!(堤真一ね)
弁護士役。
「見合いをしていたら、あなたの顔ばかりが浮かぶ。
それで顔を見に来ただけなんです。」
「君がほしくなった」
「どうしてこんなに君がほしいんだろう…」
…っっっおぶ!!!!w
(っていうリアルに心の中で吹き出した)
その役なんですかねぇええぇええええ
カッコいいずるい役なんだけど、なんだろう、くすぐったくて笑ってしまいました(笑)
一回くらい言われてみたいけどねー
ね?
セー○ー服と機関銃(何故か伏字)の若頭の
「命をかけてお守りします!」
もヤバかったけどねーーーーーあの人なんなんだ。笑えるーー
ぶっきーとヒロスエはちょっと浮いてたような気がしたけど
伊武さんすきだー。
まぁ、心臓の弱い方にはおすすめしません、かな(笑)
たぶん見終わったあとはちゃんと考えないと「わかんない」っていう感想かなー
どうしても深読みしちゃうし…。
でも、しっかり研究してあっておもしろいなーと思いました