早いもので、発症後丸8年に成ります。

長い年月を費やして、ちっとも進んでないと思うかもしれませんが。。。
寝たきりからの脱出を目指すパパと私、、、

以下は、現在の二人三脚の自主リハビリです。
(へっ?それだけ?思うでしょうね~ビックリマークニコニコ
先日の障害状況調査でも、ツマムというのが△×、それ以外はオール×でしたカゼ


【朝】

●寝る時に左手に手袋をして、ニギニギを装着しているので、それらを右手で外し両手を組んで手首をグリグリ回す。言葉で言ってしまえば「外す」の一言ですが、パパはマジックテープを捉える事さえ何度も失敗し、少しずつ外します。




【起床時(ベッド上)】

●ベッドの角度を70度くらいに上げて、、、
両腕を頭の上に上げて、振り降ろす反動で起き上がる。これを10回。
体幹がメチャクチャなので、このとき左右に大きくぶれるのを私が受け止める。

●そのままのベッド角度で、背中に枕を2つと肘にも2つ(×2)入れて殿様座り(寝ていると背中が熱くなっているので空気の入れ替え)
●足を組ませて、あぐら


朝の栄養準備が終わるまでそのままの姿勢で待機


栄養注入時は、ベッド角度60度位に。
栄養終了後、
●ヨーグルトはそのままで、水羊羹は潰して、缶コーヒー1/2は注射器で、食す。




【8時50分】(←目の前の時計を見ているので、時間には厳格デス!!)

●ベッドをフラットにして、ベッド右端に。。右肘に柵をひっかけてにじり寄る。
●寝返り練習往復1回
●右端に寄っている身体を、両手でベッド柵をひっかけて中央ににじり寄る。
。。。そのまま、ヘルパーさんが9時に訪問してくれるのを待つ。。。
この「にじり寄る」というのも、体幹を使うのでパパにとっては大変。。。


モーニングケア・着替えが終わると、車椅子車椅子へ

●体の正面に持ってきた介助バーに掴り、立ち上がり、腰を左右に3往復振るを3セット(左をガッチリ支え、左右に同調させるのが、私には結構きつい。。ショック!=この練習は移乗の時に必要な動き)
いよいよ車椅子へ。。介助バーを斜めにして立ち上がり、腰を振り車椅子に着席



このあと、週3回通院リハビリ
病院の再診受付機
●肘かけに肘を付け支点にして、診察カードを細い差込口に差し込む。手のブレ幅が大きいパパにとっては毎回チャレンジです。カードを落としたりしながらも最近は1分くらいで成功する様に。



【お昼】

帰宅して、車椅子のまま栄養注入のあと、

●介助バーで立ち上がり、腰を振りベッドへ移乗
(介助者と反対側へ移すので、コントロールし難い。。失敗多々しょぼん

●午後のワイドショーや野球をみながら、
甘いモノの時間。
好きなものは、餡ドーナッツ・クリームドーナッツ・甘納豆・自家製のお菓子など
それらを一口大にして、ガーゼで包み味わう。



【夕方16時50分】(←時間は厳格)


●朝と同じ要領で、寝返り練習1回と膝を上げる練習10回
17時訪問のヘルパーさんを待つ

夜のケアと着替え
●介助バーで車椅子へ移乗
●先日設置された手すりで、立ち上がり練習(10分)
今のテーマは、静かに座る
お尻からドッスンビックリマークと座らないで腕の力も使ってゆっくりお尻位置をコントロールしながら静かに座る。←コレが結構難しい。。。

この立ち上がり練習が、私には一番きついあせる感覚のない左側を引き上げるのが、右肩にクル~汗
女の子「もういい?」と言っても、
本人は”疲れ”という感覚が無い為、まだまだと中々止めないので、10分としている。



車椅子に着席して、
栄養注入し、夜のテレビテレビタイム
●レッツリモコンを使って、自分の好きなチャンネルを視聴
私の見たい番組と違う場合は、チャンネル争いDASH!むっ



【21時】

●介助バーを使って、ベッドへ移乗
●またまた甘いモノタイム



家こんな感じで過ごしています。


病院リハビリ入院している時は、
車椅子自走が午後に1時間程。汗だくで廊下を回っています。
以前は、へたれて前かがみに成っていましたが、随分体をたてて漕げるように。



早く歩けるようになりたいとリハビリ意欲は常に旺盛なパパと私が(疲れるんですけど)出来そうなことを取り入れながら、すこ~しずつやってきた8年後の備忘録です。



主人の後遺症は本当に重いです。ここまでの人を周りでは見ません。というか、同じ位の人は、寝たきりを受け入れて施設に居るのが普通かも。在宅で過ごされている方もいらっしゃいますね。
与えられた環境に感謝して、チビチビ前進です!!
知らない人が「良く成って来ましたね~?」と声を掛けてくれる。
嬉しいものです。
まだまだ、諦めずに頑張りま~す音譜