『人の数だけ物語がある』

アメリカで、ドキュメンタリー作品を創りつづけていらっしゃる映画監督の馬場政宣さんの言葉です。

先日の満月の夜、その馬場監督との出逢いの経緯(いきさつ)にもなった、ワタシたちの友人マーティの『日本のルーツ捜し』のストーリーが、このたび、明日1月25日金曜日、夜7時57分より、フジテレビの特別番組「金曜プレミアム・再会〜生き別れた家族に会いたい」の中で取り上げていただくことになりました。









マーティと長女のビバリーは一昨日、シアトルに帰りました。今までワタシが預かっていた彼の移民時のパスポートやそのパスポートを作成する為だけの戸籍謄本数枚、横浜家庭裁判所の養子縁組の書類の原本全てを、マーティに返して見送りました。
なんだか肩の荷が下りたような感じがしました。




馬場監督と、彼を紹介してくれたステキな方々とのエキサイティングで素晴らしい出逢いの経緯は、また、別の機会で記したいと思います。

友人マーティの話も、『戦後は終わらない』というテーマでゆっくりと記してはおりますが、こちらも素晴らしい出逢いの数々と巡り合わせに感謝、感激ばかりしてしまい、なかなかどうしてジブンの中でその感動を消化し整理できず…いや、その素晴らしさをどうやって表現したらいいのか、拙いジブンが書いても表してよいものだろうか…と考えると、まったく進まないのが事実です。

ぼちぼち、か細く長く語られはいいな…と思います…。






〈写真は、幼い頃のマーティとその母・米子さんの若い頃  聖母愛児園にある聖母像 そして、マーティがワタシにくれたハミングバードのペンダント。ネイティブ・インディアンでは、ハミングバードは『平和と幸せを繋ぐ』象徴なのだそうです。感涙〉