大阪出張の夜、仕事を終えてホテルに戻ると手持無沙汰に思った。始発の新幹線で東京に戻るまでまだ6時間余りある。月末の疲労感と人に会えない辛さから、夜の街を散策した。
来訪した2件ともそうだったので間違いないだろう、関東で流行っている個室癒し系のお店とは異なり、看板にもメニューにも何も書いていなくても大阪のマッサージ店はデフォルトでサービスがあるようだ。
「お金を払うなら元(サービス)をとる」という考え方らしい。
1件目は結構はやっていると思われる日本人女性のお店。ホームページで見つけてお店を探し歩いた。
到着するといかにも風俗店のような感じだ。HPで見たかわいい子はすでに帰宅の時間で指名することはできず店員のお勧めの子を写真で指名した。少し躊躇うものの、「旅の恥はかき捨て」的なところもありいざ入店。
担当はマッサージ暦2年の28歳の女性。
とりあえず話し好きだったので、関東と関西のマッサージ店の違いについての考察などの話のほか、80分の時間いっぱいまで話をして盛りあがった。
後半がんばってもらいましたが最後までは至らず。
「はじめての人でもまず大丈夫なのですが・・・」と申し訳なさそうにしていた。
女性の容姿、マッサージ技術的には比較的高いレベルだとは思った。しかし普段から完全個室のエステに通う私にとっては、ベニヤ板とカーテンで仕切られた「個室」は癒される雰囲気からは遠く、落ち着けなかった。効果のほどは低かった。