Rudolf Koelmanによるヴィニアフスキーのコンチェルト2番の第3楽章。
コールマンはかのハイフェッツにヴァイオリンを学んでいる。
(あぁ羨ましい~)
ハイフェッツは生徒の服装などにも厳しかったそうな。
T・P・Oや全てのセンスに対して大切ってことですかね。
この画像を選んだのは弾いている姿が映っているからですが・・
音色が良く言えばシルバートーン?、硬さを感じるので
スキかどうかは・・(・・;)



先生のハイフェッツの演奏はこちら
ラストの方の重音で上昇していくところ・・(わかるかな?)
最後の決めが急にへナっと力が抜けてコミカルでかなりウケてしまった、
やはり先生、比べると余裕が違います。

さて・・

猛烈な嵐の冒頭からカーニバルのようなダンスシーン。
ヴィルトゥオーソですからそりゃ聴かせどころ満載です。
でもヴィニアフスキーってヴァイオリンに弾きやすい様に
フィンガリング出来ている。
だから勿論技巧は高いですがストレスに感じない。
分かっちゃえば楽しい(気持ちイイ)の。

今シーズンは私が決めたわけでなく
ヴィニアフスキーをレッスンに持っていらっしゃる方が多く、
明日はコールマンの演奏しているこの3楽章も。
そのKさんは1楽章のレッスンを終えて
ヴィニアフスキーの楽しさは伝わったみたい。

3楽章の初心者の方へ。
3楽章の冒頭の発音を出す弾き方、手首が大事ですよ~。

そしてスピッカートはテンポがまだゆっくりな時に飛ばそうと
思い過ぎると余計腕に力が入りますから、まずはパッセージを丸暗記し
テンポを上げることが先決ですかね・・
そこからスピッカートのコツを掴んでいきたい。
そして少量のボウイングと長いボウイングが交互にやってきますから
そのコントロールをイメージできるといいですね。

後半の和音の場所は、出てくる和音をスケール化し、
上ったり降りたりいろんなスラーやリズムで
適当に遊びながら練習するのがおススメです。
要は対応力作りが大切なんです、
さすれば本来のダンス的なリズムやボウイングのほうを
意識するだけで弾けますから。
勿論リズムを打つにはボウイングプランが大切なので
習っているご自身の先生やお好きなヴァイオリニストの
弓を使っている位置をとりあえず真似しましょうかね(笑)

Kさんは和音のあたりは良くなってきて先週は楽しそうだった。
スピッカートは未だアップボウの発音がイマイチ。
ダウンとアップの特性を意識をしないとね~
均一で美しいリズムにならないもん!

説明少ないですかね。
やっぱりその場で拝見しその方ごとの身体のくせもありますし
アドヴァイスしたいですね、やはりレッスンは。