インフレが起きていますので図解しました
— 猫のしばたん🕶️ (@neko_shibatan) August 5, 2022
なんか文句あればどうぞ#デマンドプルインフレ#コストプッシュインフレ#ハイパーインフレーション pic.twitter.com/N8gWoXfr6I
今、起きているインフレは、悪いインフレで
コスト・プッシュ・インフレと呼ばれる。
新自由主義革命により、歴史上ない長期デフレだった日本にとって
実は、千載一遇のチャンスだと言える。
デフレは非常に悪質で、弱い立場の人々や
的にされた業界だけ、ひどい目に合う。
しかし、コスト・プッシュ・インフレという悪いインフレは
国民の大半が、ひどい目に合う。
だから今は、こんな感じ
なので、政府やその御用学者連中、経済学者、経済評論家、エコノミストなどが
メディアに出てきて、一般庶民を騙そうとしても
生活実感からして、おかしいことが分かってしまう。
そして不平不満が、経済政策へ向かってくれる。
ここ何十年か続いてきた経済政策そのものが間違っていて
欺瞞に満ちたことだったのだと気づく。
この財務省の御用評論家の場合
典型的な新自由主義型の悪いインフレ(コスト・プッシュ・インフレ)対策
こういうカルト野郎の悪いインフレ対策だと
悪いものを退治するのではなく、良いものを退治することがインフレ対策と喚く。
デマンドプルインフレ
— Bruce_SUNNY (@Bruce_SUNNY) February 20, 2024
コストプッシュインフレ https://t.co/BI5Srsghbz
例えば、よく言われているのが、日銀の「利上げ」
これは、米国で行われたことだが、日本にも当てはまる。
利上げにより、銀行間での融通コストが高くなる。
それによって、銀行による貸付けコストは高くなり
特に企業の投資コストが上昇、企業の投資支出が減れば、経済全体への需要が減る。
そして、支出が低下し、雇用が減る。
(企業はモノを作るために人を雇うので、モノを作る量が獲れば、雇用も減少)
失業者が増え、雇用が減ると、賃金も下がり
物価を下げる方向へと誘導される。
この物語に沿って、利上げが行われたまま
利下げができない状況が続いている。
失業者が増えて、雇用が減り、賃金が下がって
物価が下がることが、良い経済のはずがない。
しかし、こうした神話に基づいて
利上げ、利上げと叫んでいるが、誰がどう考えても悪い政策
サマーズやジェイソン・ファーマンといった
〔需要に問題があるとしている〕論者の議論は、
この3年間に起きたことを、連邦政府による突出した
巨額の財政支出だけに原因があるとする。
〔コロナ・ショックで家計への財政支援が不足していれば〕家賃の差し押さえによる住居の立ち退きが大量に発生しており、現在の家賃は下がっていたかもしれない。
〔食料を買えず〕飢えている人が多ければ、食料価格は下がるかもしれない。
つまり、需要のせいにしたいのなら、いくらでもできる。
需要のせいにして、インフレ対策を講じるなら
大量の人々が路上にでないといけないし
飢えている人々を飢えさせたままにすれば
食料価格は下がるかもしれないが、こうした状態は良い経済ではない。
「悪いインフレ」が、なぜ良いのかというと
そのこと自体が、経済政策について、良い議論を巻き起こすからである。
利上げをすると、脅されれば、労働者や企業に
今回の危機のツケを払わせるのか、と問うこともできるし
カルト宗教の連中が、口を開けば、増税! 増税!
増税するぞ、と脅してくれば、国民は強烈な拒絶反応を示す。
供給面が問題なのは、明らかなのだから
もっと政府は投資をしろ、金を出せ、と要求するだけでよい。
利上げなんかすんな、もっと金を出せ
国民は、この二つだけを要求すればよい。
しかし、「維新スピリッツ」は言うだろう、財源はどうするのか、と
にゃんで、一般庶民がそんなこと考えないといけないんだ、と言えばいい。
富裕層の懸命な税逃れを見逃して
にゃんで、財源を語れるんだ、せ~の