アベノミクス(新自由主義革命・二度の消費税増税)、バンデミックときて
ウクライナ戦争が始まり、石油ショック以来の悪いインフレがやってきた。
悪いインフレは、もちろん悪いのだが、国民が経済政策に関心を抱く契機となり
それが政府の経済政策に疑念を抱かせるという点で意味がある。
マイナス金利が解除され、リフレ派はお亡くなりになり
主流派経済学が想定する、合理的経済人も死んだ。
(そもそもそんな人間はいない)
一部の極端な人々の間で語られていた奇抜な金融政策が
実際に実行され、日本の中央銀行である日銀は、神話を捨てた。
しかしまた日銀は財務省の傀儡となり、金融正常化・出口戦略が叫ばれ
利上げの観測気球が上げられ、せっかく日銀に移した国債も民間へなどと
御用学者や御用評論家などが、やいやい言っている。
困ったもんだべなと思っていると、ハイパーインフレ論者たちも煽っている。
悪いインフレは、デフレより良いのは
国民の間で、健全な経済論議が巻き起こるという点だった。
海外の左派の経済議論を読むと、実に健全
どうなってんだろなと思いながら、スーパーマーケットに向かった。
夕方のスーパーの総菜コーナーは
いつもけっこうな人がいて、値引きシールのを買っている。
3割引き、半額、こんなシールは魅力的
少しでも生活費を抑えようと、人が押し掛けるのが日常
命の危険を感じる激安スーパーや業務スーパー
もしくは値段なんて気にしない人たちの高級スーパーでは
現状の実体経済がつかみにくい。
値引きシールが貼られて、混雑する時間帯を観察するほうがいい。
コンビニ野郎なので、そこでも観察
自販機戦争もめっけたので、それも観察
コンビニのお弁当戦争は、激戦へと変わった。
アベノミクスとやらが実行されて
コンビニ野郎は、コンビニ弁当にびっくりした。
量が多くて食いきれないやと思っていたカルビ弁当を買って
食い終わってみると、あれ、まだ食い足りない気がした。
他の弁当、のり弁やらいろいろ食ったが
ん、なんか食い足りないような
一日一食、それも少食なはず、他の人はどうなんだべ
食い足りないような気がするが、どうせすぐに慣れる。
自分でこうなんだから、ようけ食べる人は物足りないんじゃないかと
そしたら、アベノミクスの成果といって
様々な商品が小さくなっている画像が上がっていた。
気のせいじゃなかったか、となぜか一安心
為替が一気に円安に進み、たぶん80→120ぐらいのレンジ
そりゃいろんなモノが、三分の一減っちゃう。
緊縮財政は継続されて、消費増税は2回も
いや~これ、価格転嫁できひんのちゃうと思っていたら、内容量減で対応
畳みかけるように、悪いインフレが来襲
ど~なっちゃうんだべ、価格転嫁できない以上、また内容量減しかねぇべ
と思っていると、コンビニ批判の動画が上がっていて
めっちゃ中身が減っていると解説
セブンの弁当の上げ底って、もはや芸術的でさえあるな。
— 休日 (@SottoBank) September 18, 2020
その労力とコストを食材の方へ還元したらいいのに… pic.twitter.com/PE2RZuXokY
セブンイレブンの弁当の底上げカサ増し問題、そろそろ我々が立ち上がる時だと思うんですよ
— 滝沢ガレソ🪄 (@takigare3sub) September 7, 2020
起こすしかないと思うんです、一揆を pic.twitter.com/UJOrIRH3UE
セブンよ、上げ底はマジで萎えるからやめてくれ。別に値上げしてもいいから見た目通りの商品をくれ pic.twitter.com/L7roQDFC0T
— Izayop (@izayop) November 2, 2020
セブンのサラダ、上げ底じゃないけど…
— ㌧ (@jhcgfdgvh) December 22, 2020
こんなことばっかりするからセブン行かなくなったなぁー pic.twitter.com/7734CJdFVQ
セブンイレブンの弁当詐欺詐欺言われ過ぎて容器透明になっちゃった、、、 pic.twitter.com/ScpG0RPUBX
— あば (@abatsu0728) June 13, 2023
さすがのコンビニ野郎も、う~んとなって
コンビニ弁当から逃走、スーパーへ
めっちゃ安いんだけど、ペッラペッラ
農協系のスーパーなら、まだ安心かなと思い、そっちに逃げた。
しかし農協系のスーパー、果物売り場を観察していると
まったく新鮮じゃないことに気づく。
売れないから、そのままずっと店頭に並べ
日にちが経っても売れないから、やっと値引きシール
柿のカットしたやつを、興味半分に買ってみると
冷蔵庫に入れたのに、翌日、原型がなくなり、潰れて汁まみれ
汁が飛び出して、ぺっちゃんこで、もう何がなんやら分からなくなった
柿色の物体を食べてみると、後5秒ぐらいで腐りそうな感じだった。
激安スーパーと同じぐらい、命の危険を感じさせる代物
農協系のスーパーで、新鮮な果実を買えることはなくなった。
問題は、お惣菜コーナー、ここにはお弁当も揃っている。
ちょっと前までは、たくさんの人が値引きシールのを買っていて
時間がすぎると、ほぼ売り切れになっていた。
それが事態は急変、あれ、値引きシールが貼っていない。
貼っていたのもあったが、どう足掻いても売れそうにないものばかり
売れそうにないものにも、値引きシールが貼ってなかったり
こりゃ一体どうなってんだべ、と何週間かしてから行くと
ちゃんと値引きシール合戦は再開していた。
味なんかどうせ分かんないので、適当にカゴに入れようとしたけど
ん、入れるものが、にゃい。
ウロウロ悩んでいると、みんニャー見ては過ぎ去っていくだけ
ん~ん、どういうことだ、これは、とまだ悩んでいると
「これ、安い」、「それ、まずいから、止めとけ」とご夫婦の会話が
え、まずいの、見てみると「たこ焼き」
奥様が安いから買おうとして、旦那がまずいから止めとけ
いやいあ、そんな大声でと思ったが、非常に貴重な生の音声
鈍すぎる自分も、この会話でやっと悟った。
ここのお惣菜コーナーは、ちんでしまったのだということを
現在、お弁当の個人的な評価は、地元のお弁当屋さん>ほっともっとのほか弁
その次に来るのは、命知らず激安スーパー
時間がなくて、健康なにそれ系で、金はある人は、コンビニの順
外食する時間がある人は、そっち
牛丼比較するなら、吉野家>セブンイレブン
飲料でも、自販機>コンビニ
タバコを吸う人なら、タバコ屋さんのほうがいい。
ライター、ティッシュ、ごみ袋などをつけてくれる。
コンビニ野郎としては、困ったことになった。
コンビニで一体、何を買えばいいんだろう。
あ、アイスならいいかと思って、カゴに入れようとしたが
さ、300円、ビビってやめてしまう。
ファ、ファミチキ買っちゃおとして、また値段チェック
200円以上してはる、そりゃレジでなんか高いと感じるはず。
お値段チェックは、コンビニ野郎は普通やらない。
それが、コンビニでもするようになってしまったコンビニ野郎
スーパーへと逃げ、適当にカゴに放り込み、レジで高いかなと思って
買ったお弁当をよく見ると、めっちゃ小さい。
ダイエットに勤しむ女性のために、手のひらサイズ
食ったら、めっちゃ上げ底で、ご飯がうす~く5ミリほど
上げ底で5ミリって、いくら少食でもなと、お値段チェックすると
398,値上がりして、498かと思っていたら、798で消費税
え、手のひらサイズ・上げ底・ごはん5ミリなのに、この値段
マジか、コンビニよりひどいじゃんとびっくり
コンビニから逃げて、スーパーに行ったのに大敗北
みんニャー、いったいどこで買い物しているのか、大いに悩んだ。
しかし、コンビニ野郎がコンビニで買えなくなると
命を削るコンビニ野郎と名乗れない。
これが日本の横ばい力 pic.twitter.com/uO7Uqg0NTZ
— 成田 悠輔 (@narita_yusuke) December 27, 2022
成田悠輔くんは、日本の横這い力はすごいと言ったけれど
ごっつインフレ来てますがな。
コンビニが「維新スピリッツ」を持ってしまい
にゃんで、コンビニへ行くのか悩む、せ~の