週末の鬼平酒 むほほい | CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

週末の鬼平酒 むほほい

故中村吉右衛門主演の鬼平犯科帳シリーズ.

 

 

最近はBSや時代劇専門チャンネルで放映している.

 

週末の夕刻にはこれを観ながら鬼平酒を愉しむ程度の男です.

 

 

その際には必ずや小盆の酒肴を整へる.

 

1品目はほうれんそうのおしたしである.

 

 

ちなみに根っこのピンクの部分は捨てない,食べます.

 

ここにほうれん草の甘味滋味が凝縮されています,ごぞんじ.

 

 

簡素な肴1品で燗酒を2本.

 

という按配が鬼平酒の黄金比率となります.

 

 

観るほどに,盃がすすむほどにアレです.

 

ますますに興が乗ってくるのを実感するのです.

 

 

2品目は昨夜の煮豚です.

 

味が一昼夜越しに染みております.

 

 

これで3本,4本と片付けますとアレです.

 

私の調子もなおいっそうに高くなってまいります.

 

 

エンドロールのこのシーン,好きなんだなあ.

 

雪の中,湯気の立つ夜鷹蕎麦を町人が美味しそうにすすっている.

 

 

このあと,近所の蕎麦屋にでも行こうかと思っていた.

 

ところが,寒空に雪が散らついてきたので億劫になった.

 

 

であるので,3品目をあつらへてしまうのです.

 

寒いから出不精,とは我ながら歳を痛感するのです.

 

 

赤ウインナ炒めにマスタード,おしたし.

 

なにが良くてこういったものをこしらへたのか.

 

 

というご質問には,半酩酊料理につきとお答へするのです.

 

いい歳をしてこういうことでは困る,と思っているのだが,わはは.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過去の鬼平酒です.

 

鬼平犯科帳ってなぜか酒を誘うよね,うっふふ.

 

 

鬼平酒の決定版,芋なますです.

 

この物語,リメイク版もあるけどどちらもいいんだ.

 

 

 

 

田楽といえば鬼平犯科帳です.

 

江戸の粋肴としてこれほど相応しいものはない.

 

 

 

 

鬼平で最多出演料理(笑),五鉄の軍鶏鍋です.

 

自作では鶏もも肉を使用ですが,雪の日の風情は格別です.