CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!” -281ページ目

自由軒本店 @ 大阪難波千日前

せっかく大阪に来たのですからねえ..

大阪JR環状線周遊呑んだくれツアー..なーんてのが常法なんですが,

今回はあまりにサドンな出張でしたので..



《 自由軒本店 》名物カレーラブラブ

いただいてお開きといたしましょうか~..ウスターソースたっぷりでねラブラブ

しかし聞くところによりますと,自由軒せんば自由軒の確執..根深いらしいですねえ..



さあて..あの確執渦巻く東京に,帰るとしますかぁ..うはは!

白雪温酒場 @ 大阪西九条

天王寺界隈のショッキングな変貌を目の当たりにいたしまして,

居ても立ってもいられなくなったのも事実です.

ある物件の存亡を確かめるべく,西九条へやってまいりました.



これはですね,安治川の下を通る,言わば川底トンネルなのです.

エレベーターで地下に降り,トンネルは徒歩で渡ります.

対岸では再びエレベーターで地上へ..となれば,大阪酒場通の方はお解りですね.



《 白雪温酒場 》

ここも古い酒場なのでね..まずはひと安心ですなあ..



このお店の売りはズバリ..“ 昭和な暗さ ”と申しましょうか..

とにかく,店内が暗い..間接照明なんてしゃれたもんじゃなく暗い..

いや,暗かったのですが,前より少しだけ明るくなったようですね.



数年前はお店の大将,女将さんも無愛想で,メニューもなく一見客はオロオロ..

暗さも手伝って,ハードボイルド闇市酒場の雰囲気だったのですが,

今回は大将も女将さんも,終始笑顔であります.

相変わらずメニューはありませんが,たこ刺しを注文しますと,

「酢,わさび,どちらにしましょ?」と,と~ってもフレンドリーですね.



おお!この錫製のチロリ..すっしりとした量感は,存分に歴史を感じさせます.

このチロリに会えない大阪なんて~のは,私にとりましては,あり得ないワケです.

とろ~りなぬる燗きずし(〆さば)で,オールド浪速の日は暮れる..うはは!

明治屋 @ 大阪天王寺界隈

突然ですが,大阪天王寺であります.

突然の出張となりまして,仕事を終えて駆けつけたワケです..が..!

突然の出来事に,驚愕のあまり立ちすくんでおります.

予想はしていたことなのですが..天王寺駅前,あべの銀座再開発..

昨年訪れた時には,


(2007年2月撮影)

こんな素敵な風景に胸ときめき..


(2007年2月撮影)

道端にむき出しのカウンターで..


(2007年2月撮影)

こんなにいい感じだったのになあ..

はもう見る影もない,廃墟の街と化しております.

まあ,破壊と創造,生みの苦しみ..なので仕方ないことなんですがね.

まして,私のような他所もんがとやかく言う筋合いもないワケでして..



《 明治屋 》

おお!ここだけは辛うじて,今だご健在な様子..

松竹海老ぬる燗が沁みるように旨い..

おぼろ昆布が添えられた湯豆腐わかさぎの煮付け..どれもしみじみ旨い.

柱の時計がぼーんと時を告げます..心なしか,ガラスの徳利も寂しげです.

喜楽 @ 堀切菖蒲園

夕方5時とは言え,まだ明るい..

呑兵衛にとっては,誠にうれしい季節であります.



《 喜楽 》

路地裏にゆれるのれんの風情も,今が最も清々しいですね.



こちらでいただくのも,やはり焼酎ハイボール

琥珀色の天羽ハイボールエキス入りです(天羽飲料)

炭酸は,これまた下町酒場御用達ドリンクニッポン社謹製

ガス圧が強く,いつまでも炭酸テイストが持続します.



ハイボール文化圏と呼ばれるこのエリアですが(こちらお詳しい!),

お店によって作り方もさまざまなようですね.

このお店では先に炭酸をグラスに入れ,エキス入り焼酎を上から注ぎます.

この隊長様ご紹介の小島屋さんでは,順序が逆でしたよね,確か..



酒のアテを選ぶひと時も,大衆酒場の醍醐味なワケです.

常連の先輩は,とんかつ!と迷わずオーダーしてから一言..

「なんでメンチとんかつ,同じ400円なの~?」..うはは!いいなあ..



特価品まぐろ中おち谷中しょうが..

初夏の薫風をよぶ景観ですなあ..



あ!いい風..のれんもゆれます..堀切菖蒲園

きよし @ 堀切菖蒲園

卓球台のある酒屋..しかも角打ち(店内での立ち呑み)可!

こう聞けば,居ても立ってもいられないのが人情!

で,待ちかねた週末,堀切菖蒲園にやって来たワケです.



《 金子酒店 》

うはは..本当に店内に置いてあるではないですか.



こちらが立ち呑みカウンターの入り口です.

立ち呑みの開店時間にはまだちょっと早く,

お客さんと女将さんが,卓球ワンマッチ激戦中です.

残念ながら,本日はいろいろと回る予定がありましてね.

ここは次回のお楽しみということで..こちらにまいりましょべーっだ!



《 きよし 》

駅改札出て,真っ直ぐ横断歩道渡れば到着!という絶妙な立地



のれんをくぐれば,惚れ惚れするよな空間がひろがりますラブラブ!



土日も営業!昼2時から開店!!

まったく,お手本にしたい酒場ですなあ.



まさに大衆風情,魅惑のメニューがめじろ押しでやんす!

さて,何をおいてもですね..こちらのお店でいただくのは..



これでやんす!琥珀色した焼酎ハイボールラブラブ

炭酸がキクスイ社謹製でなくなっているのがチト残念ですが..



このお店ですね..外見は小じんまりとしておりますが,

このいい感じの合板カウンターをたどってゆきますと,



複雑に折れ曲がって奥の小部屋まで続き,なかなかのキャパを誇ります.

おお!ではすでに出来上がっていらっしゃる先輩方が..

昼間の時間は,この長~いカウンターをお一人の女性がさばきます.



なるほど!このベルは,お店の方の呼び鈴というワケですね.

では..チリ~ンベル



いなだのフライお酒を冷やでいただきます.

うははは..楽しいなあにひひ

三鶴 @ 西小山

駅前再開発で,惜しまれつつ移転となりました西小山の銘店..



《 三鶴 》(2007年8月撮影)

古き酒場には,堆積と,それを物語る壁や天井の燻蒸..

これが呑んべには,たまらんワケです.

改装・新装・移転により,これが一瞬にして失われる悲劇

これまでにも,幾度となく経験してまいりましが..果たして!



おお..こ,これは..

小綺麗なビルの一階ではありますが,

旧店舗の面影を存分にたたえた造作は,お見事!



店内も,ぐっと新しく,明るくなったのですが,

不思議と,昔の風情が感じられるんです..

う~む,そうか!



カウンターはもとより,焼き台冷蔵庫..

大将,そしてお母さんが座る椅子の位置が,ほぼ旧店と同じなんですね!

なるほど..



この突き出しのたまねぎ漬けも健在です.



うははは..いいでしょ ラブラブ!



30年後には,この真新しい提灯



こんな感じにね..いい塩梅に朽ちてね..ラブラブ!

優しく,呑んべ達を迎えてくれることでしょうラブラブ

大衆食堂 天将 @ 十条

十条の銘店斉藤酒場は満席状態,こりゃあかん.



雨の土曜日,まだ5時過ぎだって~のにねえ.

ま,こんなシチュエーションには慣れっこでやんすがね.



なんてたってここは十条よ,ご心配には及びません.

魅惑のサンプルケース見つけたら迷わず入りましょう.



《 大衆食堂 てんしょう 》

食堂とは申しましてもお酒類も大充実しているわけね.



まったりやっておられる先輩もいらっしゃるワケでして,うふふ.



てんこ盛りのポテトサラダにはソースをお忘れなくね.

十条銀座アーケードの賑わいが店内にも伝わり,いい感じね.



店内にサンプルケースというのも良い風情です.

あれこれ目移り必至が悩みのタネですが,わはは.



おお!炒り豚があるではありませんか.

以前,浅草のこのお店でいただいたことがあるのですが,

炒り豚というメニューは,昭和な食堂では定番なのですかね.

こういうので呑んじゃうのも,食堂の酒場使いのいいところ.



え,ビーフステーキ700円って!?

イカサシミ,しめさばと同列に表記されるビーフステーキ.

こういう風流を目の当たりにして黙する男ではありませんよ.



うははは!まさにビフテキと呼びたい一品だよ.



期せずしてこのミディアムレアーな仕上がり

これを割り箸でコップ酒のアテにするワケです.

大衆食堂ステーキの正しいお作法とはそういうものです,うはは.

 

大久保酒場..の消失 @ 赤羽

今はなき,大久保酒場の跡地を見に来たワケです.



確か,この木造家のお隣だったと記憶しております.

好きだったなあ..あの花札が描かれた看板..名物女将..

いこい @ 赤羽

“ 明るいうちから呑める町 ”として,“その道”な方々から高い評価の赤羽

“ その道 ”な先輩方にとりまして,ここはもう聖域と言えるお店であります.



《 いこい 》

うははは..朝7時開店ですからね!



でもね..ちょっと怖いんです!大将おかみさんも..

肴は安い!酒は旨い!の,いいお店なんですがね..



携帯電話はもとより,メールも一切禁止!(と注意書きが貼られています)

デジカメなんて,もっての他なんでしょうなあ..貼り紙にはありませんけど!



でも撮っちゃったりして..にひひ 貴重な画像ですぞ~..べーっだ!

酔の助 @ 日暮里

大衆酒場の宝庫,日暮里駅前にありながら,

ネットでお目にかかることも少ないこのお店.

大女将が仕切り,燻し銀のような酒客が集います.



《 酔の助 》

さすがであります..この隊長について行けば,間違いはないのです!



一升瓶ごと,いただいちゃうんでやんす!

しかもお値段まで,おまけしていただくんでやんす!うははは!



こういうお店をですね..ちゃっかり0次会なんかのついでにですね~..目



しっかりと発掘しちゃうんですから..ねえ!



やっぱり大したもんですなあ..このお方との名コンビべーっだ!

これからも,よろしくお願いするでやんす~ラブラブ