オネエとドM本のタイトルが許せない！と意見をいただいた…。（長文）

堀ママ本の発売まで、あと１０日。

自分を傷つけながら生きるなんて、あんたどれだけドMなの?

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1,540円

堀江薬局のメルマガでご案内したところ、Hさんからメッセージをいただいた。

もしかすると、オネエ言葉に対して嫌悪感を持たれる人がいるかもしれないなぁと思ってはいた。

「血流がすべて解決する」のイメージとは全然違うもんね。

でも、

どっちもぼくだからどうしようもないんだけど。笑

もしかすると、同じように感じられてるひともいるかもしれないので、やり取りをご紹介しておきたいと思う。

（お名前は伏せて、関係ない部分は省略してる、赤字などの強調は、ぼくがブログ用にしたもの）

ただひとつ、強調しておきたいのは、ぼくはとても残念だなと思うけど、Hさんを非難するつもりはないし、ひとつの考え、受け取り方として尊重したい。

堀江薬局　御中

いつも大変お世話になっております。

この度の出版に際してこのままご縁を続けていって良いものかと考えてしまいました。

堀江薬局さんとの出会いは図書館で借りた一冊の本からです。とても納得したので門を叩きました。

でもこの度の本の発刊に際してとても違和感を覚えました。

①何故にオネエ言葉？

　どういった顧客を望んでいらっしゃるのでしょうか？

②とはいえお世話になっているし、何より何が書かれているのかとても興味がありますからね、「ラジャー、任せて‼️」と言いたかったです。でも本の題名を言うのはとても憚られます。電話でも、店頭ならば尚更です。

以上一個人のお婆さんの意見です。

私のように感じてもほとんどの方は黙っているでしょう。何も言わずにフェイドアウトすれば良いだけでしょうが、歳を重ねてきたからでしょうか、伝えなきゃと思いましたのでね。

折角商品を気に入って買っている顧客、商品さえ良ければそれで良いという人もいるでしょうが、私は心から信頼出来るお店であることを何より大事にしていますのでね。

返事はしていませんが、時々くるメールは堀江薬局さんらしくて安心しておりました

ぼくが直接返事をしようかと思ったのだけど、妹の園山がお客さんとのやり取りの責任者になってるので、どういうことを返信するかの内容を伝えたら、妹がこう返事をお返ししたんだよね。

ここでひとつ強調しておきたいのだけど、Hさんの考え方もごく自然なことであって、否定しようとは思わないんだよ、ぼくは。

（タイトルについては、ちょっと言いにくくてごめんなさいと思ったりもする^^；）

↓

ご意見ありがとうございます。

堀江薬局でメルマガを担当しております、園山と申します。

この度は貴重なご意見ありがとうございます。

先日配信のメルマガに関しまして、ご不快に思われたのなら申し訳ありません。

①何故にオネエ言葉？どういった顧客を望んでいらっしゃるのでしょうか？

というご質問関して、これは弊社代表堀江本人のアイデンティティに関わる問題です。

ゲイであることで、オネエ言葉もいつもではないですが、自然に使っております。

またそう言ったバックグラウンドがあって生み出されてきた商品群であり、今のようなビジネスの形となっております。

どのような顧客を望んでいるのかと問われた事に関しまして。

そういったことも含めて堀江に、そして堀江薬局に、また商品だけでなく考え方にも共感いただける方とお付き合いをさせていただきたいと考えております。

というご意見に関して。

今回の著書のタイトルは、出版社のダイヤモンド社さんとの協議で、インスタの堀ママのコンセプト、考え方を端的に示すものとして決まったものです。

もし、抵抗感を感じられているのなら、率直に申し上げますが、お買い求めいただかないほうがよいと思います。

内容は、さらに抵抗感を感じられる部分もあると思いますので・・・

最後に、ここではじめて堀江がゲイだという事をお知りになったのかどうかはわかりませんが、「血流がすべて解決する」の堀江昭佳と堀ママは、どちらも堀江です。

ゲイというバックボーン、アイデンティティは否定しておらず、隠しているわけでもなく、ブログ、メルマガ、インスタなどでも公式にカミングアウトしております。

しかし、それでも拒否反応を示される方もあると思います。でも、それもまた仕方ないと思います。

人それぞれ、いろいろな価値観があります。

全員が全員に賛同いただけるわけではないですし、堀江自身、心無い言葉を浴びせられたり、ネットに書き込まれたこともあります。

それでも、自分らしさを大切にする堀江に共感する一人として、私自身堀江薬局でスタッフとして働いております。

そして、堀江薬局とお客様がお互いにいいなと思える中でビジネスをさせていただけたらと思っています。

今回の件でご縁を失うことになるようであれば、残念ですが、いままでいただいたご縁に感謝の気持ちとともに、お別れさせていただければと思います。

ありがとうございました。

また、今後とも、いいよ〜！と言っていただけるのであれば、それもまたとてもうれしく。引き続きご縁を大切にお付き合いさせていただければと思います。

再び返信をいただいたのがこちら

↓

園山様

本当に隅々に渡っての丁寧な返事に感謝します。

言葉は難しく、時として知らずして人を傷てけてしまいますから、もう書かないで、このままにしておくのが良いのかもしれませんが、やはり園山さんに失礼だと思い書かせて頂きます。

私は堀江さんがゲイと全く知りませんでした。ゲイとは何なるものか？詳しく知りませんし、何故にゲイはお姉言葉を使うのか？ということもよく理解できません。

一顧客としては本当に良い商品を提供して下さることが何より大事です。その上に私はそこの会社のポリシーにも共感出来る会社を支持しています。

基本ゲイであるかどうかは個人の問題であり、わざわざカミングアウトするということがよくわかりません。敢えてすることが私からしたら不思議に思います。

それを仕事に持ち込むところが更に私には理解し難いです。そして仕事に何故にお姉言葉まで持ち込むのか⁉️

仕事で男言葉、女言葉を持ち込んでいるのを見たことがありますか？

堀江さん、スタッフの方々、出版社の方々皆さんが同じ円盤に乗っていらっしゃるから全てが当たり前なのでしょうが、乗っていない者からしたらただただ不思議に思うのであります。

素晴らしい商品を提供なさっているのです、それで良いではありませんか‼️

で、妹が

「もう腹が立って悔しくて、返信メール書きながら涙が出てきた。

こう返信してもいい？」

って、この方に返信するメールの下書きをぼくに送ってくれた。

↓

お返事ありがとうございます。

ご理解いただけないとのことですので率直に申し上げますが、ゲイとは同性愛者のことです。

女として生まれて自然と男性を好きになる。男として生まれて自然と女性を好きになる。

H様は、それを当たり前のことだとお思いではありませんか？

世間が決めつける「当たり前」「普通」は、時としてその枠から外れてしまっていると感じる本人にとってはとてもとても辛いものです。

それは、

不妊で悩む女性に、女は結婚したら子供ができて当たり前

結婚しない理由がある人に、ある程度の年齢になったら結婚するのが当たり前

男性は女性を好きになって当たり前

そんな世間の当たり前を押し付けられて、本人にはどうすることもできない苦しみをH様にはご理解いただけますか？

周りに合わせて、嘘をついて、自分の悩みを打ち明けられず隠し通そうとする心の苦しさが理解できますか？

メールを拝見する限り出来ないと思います。

堀江は、幼少の頃からずっと男として生まれたのだから好きになるのは女性だという世間とのギャップにずっと苦しめられてきました。

本当のことは、親にも兄妹にも言えないと、ずっとずっと周りに合わせ一人で苦しんできました。

私は、そんな堀江の妹でもあります。

近くにいながら、その事を知る由もありませんでした。

そんな苦しみを知っている堀江だからこそ、たくさんの不妊で悩む方々にただの漢方薬剤師としてだけでなく、心にも寄り添うことができているのだと思うのです。

堀江が世間にカミングアウトをしたのは、「血流がすべて解決する」を出版した後のことです。

不妊治療で悩む女性の多くが、本心では赤ちゃんが欲しいと思っているのに「赤ちゃんが欲しいかどうかわからない」と自分の気持ちに素直になれていないことにありました。

自分に嘘をつくことで、本人がますます傷ついていく事を知っていたからです。

お客様には、自分に嘘をつかないでと言っておきながら、自分はどうなんだ？と、

本当の自分を堂々と言えていないことで、堀江自身が葛藤することになりました。

私は堀江本人ではないので、うまく伝えることが来ません。

堀江がブログに書いている記事があります。

堀江薬局とお付き合いいただいている以上、どんな理由で、そしてどんな思いで堀江がお客様と向き合っているのか、ぜひ知っていただけたら嬉しいです。

ですが、堀江のこと、堀江薬局のことをこれ以上ご理解いただきたいとは申し訳ありませんが思いません。知識がないという事を理由に何を言ってもいいのかと、正直悲しい気持ちさえ感じております。

H様がおっしゃる理解できないお気持ちは、H様の中にお納めください。

理解できないとおっしゃること自体、とても相手を傷つける言葉であるということだけは生意気ながらお伝えさせていただきます。

大変申し訳ございませんが、これ以上やりとりを続けますと私自身、堀江自身も辛いですので今後のメールのやりとりはご遠慮させていただきます。

なんだか妹が書いたメールを読みながら、Hさんに腹が立つ気持ちはなくて、妹がこんなことを思って仕事をしていたことにも、こんなふうに腹を立ててくれたことにも、驚いた。

ちょっと涙が出そうになった。

でも、

このメールは送らなくていいよって伝えた。

残念だけど、同じ日本語で会話をしていても、言葉が通じないことってある。

価値観が全く違う者同士で、対話は成り立たないし、お互いに嫌になって傷つけ合うだけだから。

どっちが正しいとかでもないからね。

シンプルにこれだけ最後にメッセージを送ってもらった。

返信ありがとうございます。

ただ、今後も弊社の方針は変わりませんし、Hさまのお考えをお受けすることもできません。

大変申し訳ありませんが

これでお付き合いを終わらせていただきたく思います。

これまでありがとうございました。

いろんな価値観があって当然で

ぼくは別に誰にも彼にもゲイであることを認めてほしいとかは全然思ってない。

声高にゲイであることを叫ぼうとも思わないし、嫌だと思うひとはそれでいいと思ってる。

責める気持ちもない。

ただ、

心のなかだけで思っててくれ。

とはいえ、

ぼくがゲイであることはアイデンティティの根幹であって、そこから生じるいろんな気持ちがある。

不妊や婦人科の相談をしているベースに、そういった気持ちがあるのは間違いないし、単純に医学的な相談ではなくて、心の面も含めて「ありのままでいい」「自分に嘘をつかない」という姿勢でカウンセリングをしている以上、ぼくがどんな人間で、どんな考えなのかを示しておくほうが誠実だなと思うから、カミングアウトした経緯があるんだよね。

わからない、理解したくないなら、それでいい。

ただ、お互いこれまでも、これからもご縁がありませんね。

と思うだけ。

だから、

今回の出版とかでぼくや堀江薬局のことが嫌だなと思われるのだったら、それでいいと思うし、嫌だと思いながら商品を使ってもらうのって、具合悪くなりそうだから、絶対にやめてもらったほうがいい。

なので、Hさんに限らず、そういった方とは

いままでありがとうございました。

と、感謝の気持ちでお別れしたいと思う。

妹よ、ひとつだけ訂正させてもらう。

ぼくは昔から、そんなに苦しんではないぞ？　笑

でも、本当にありがとう。

☆悩んだらまず4ヶ月飲んでみて〜^^☆