最近は街中で電動キックボードに乗っている人をよくみかけるようになり、最近私もレンタルの電動キックボードに乗ってみました。
電動キックボードは現在国が実証実験(予定では今月まで)を行っており、認定された事業者が提供する特例電動キックボードであれば原付と違った交通規則が適用され、免許携帯は必要なものの最高時速15km/h、ヘルメット装着任意、自転車と同じルールでの一方通行逆走や専用レーン通号ができる等です。
都内では「LUUP」をはじめとしたサービスが展開されていますが参入事業者は増えていっており、韓国大手の「SWING」も都内8区でサービス開始するようです。
乗車までの準備
スマホ自体の準備はもちろん利用に必要なアプリインストール、個人情報やクレジットカードの登録、交通ルールの確認などが必要です。
アプリ上の地図にリアルタイムでどこのポートに何台あるかも表示され、乗車前に予約などの手続きは要らずすぐに乗車できます。一番最初は感覚がつかみにくかったですが、2~3分くらい通行量の少ない道で練習したら十分になじめました。
本体が置いてあるポートが乗りたい時に近くにあるかは運の要素もありますが、返却先の空きポートは十分あるので困らない印象です。
運転操作感覚
完全電動なのでもちろんペダルはなく、加速はボタンを押すことで行います。初速をつけるための地面蹴り出し、ハンドルでの方向転換、ハンドブレーキは自転車と殆ど全く同じ感覚です。
ボタンを押した時の加速は意外と速い感覚です。最高時速15km/hですが、やや不安定な立ち姿勢のためか自転車に比べて特に遅くは感じませんが、前の開けた広い車道だともっと出したくなる気分にはなります。なお下り坂では一時的に15km/h以上のスピードが出ます。
スマホホルダーにスマホを入れればナビ代わりにできますが、手帳タイプのケースを使っていると入らない場合もあります(自分がそうでした)。
※追記
夜になるとヘッドライトと赤いテールランプが自動点灯します。巡航する時は加速ボタンを押しっぱなすより、バイクのように握って回すこともできるのでその状態で固定していた方が楽です。
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以上のような感じで、小回りが利く反面防御力が殆どないので転倒や車との接触には十分注意が必要です。2年後くらいに予定されている道路交通法改正(特定小型原動機付き自転車の新設)の折には自前の電動キックボードも入手してみたいところです。
EVの分野においては個人的に電動自動車よりもむしろ前述の電動キックボードや電動自転車、電動車椅子など小型乗り物に強く将来性を感じており、引き続きアンテナを高くしておこうと思います。