9月は米国債金利の猛烈な上昇があり、特にFOMC後に来年も高金利が続くとの予測が強まると一気に調整局面となりました。それに伴い日本株も連れ安しました。米政府閉鎖が懸念されていたのもマイナス材料でしたがつなぎ予算可決により回避され週明けは反発が予想されます。
長期金利は4.5~4.6%と十数年ぶりの高い水準となり、ドル円は150円手前まで上げ高値更新が目前になっています。ここのところは原油も高値水準となっており物価高の懸念材料となっています。
9月も日銀ETF買いは0回(0億円)、日経PBRは1.3前後、PERは15倍前半で先月よりは若干割安になりました。売買動向は海外投資家が大きく売り越していて個人は買い、裁定取引残高では買い残が大きく増加しています。VIX指数は17台と最近では高めとなり、F&G Indexは28とかなりの恐怖水準まで落ちています。
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9月29日時点での米国個別株・ETFのPFです。
9月の米国株口座評価額は-258万円、入金額が75万円だったので、実質で-333万円と今年初の黒星がつき大きくやられました。月次では8勝1敗となりました。
取引は下落に伴いNISA枠の投信の他、VT、VOO、VYMなどETFを順当に買い増しました。
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投資信託のPFです。楽天VTIとeMAXIS Slim(オールカントリー)を各2.5万円/月クレジットカードで積み立て、それとは別枠で楽天VTIを数万円/月程度積み立て買い、楽天ポイントでUSA360を購入してます。
評価額は923万円、トータルリターンは+227万円と含み益が前月より大きく減少しています。調整に伴い買い増しが進んでNISA枠が残りあと25万円となりました。何かの間違いでUSA360をNISA枠で買ってしまっています。
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次に、9月の配当状況です。
9月の米国株配当額は1,249ドル(手取り899ドル)で、LMT、VT、XLY、VYM、XLV、MSFT、JEPIの7銘柄から配当金(分配金)がありました。
2015年以降の米国株の月別配当金推移です。9月の配当金額は前年同月と同程度でしたが、株数は全体に増えているので不本意な数値ではありました。
配当管理アプリでの日本株・米国株の年間配当推定額は256万円と引き続き減少してしまっています。
9月の日本株配当金は4銘柄だけで、金額は9万円程度で殆どはJTからの配当です。
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9月29日時点でのメイン口座日本株ポートフォリオ(概ね評価額50万円以上の銘柄)です。
9月の日経平均は最終的に先月末と同水準でしたが、サブ口座含めた日本株全体の損益は-12万と米国株と同様1敗を喫しましたが、マイナス幅は大分少ないです。米国債ETFのマイナス幅は拡大の一途を辿っています。
2023年に入ってからの日米株式評価額の年間推移です。9月は調整局面の真っ只中でグラフにも表れています。
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idecoと暗号資産の投資状況です。
idecoはトータル23,000円/月、楽天VTIとたわら先進国に半々に分ける設定で積み立てています。投信と同様調整に伴い先月より含み益は減少しています。
暗号資産は先月よりは若干反発しています。下げ止まってしまったため様子見となっています。