昨年芽切りを見送った黒松や、チョンマゲを伸ばすべく黒松のミドリがかなり伸びてきてました。
この古い黒松も、この1週間で急にミドリが伸びてきて、下枝と樹冠部との差が激しくなり過ぎたのでミドリの長さを少し調整しました。
まだミドリ調整には早過ぎる時期で、あまり強く調整するとミドリの元の傍からまた芽が出てきてしまうので慎重に調整しました。
↓ビビリながら調整後
↓本来なら古葉抜き、新葉抜きとキッチリ出来ていればこの様に1番下の枝のミドリと樹冠部のミドリがほぼ同じ伸び方をするのですが、上画像の樹は古い樹で、尚且つ作落ちからの回復途上の樹なのでミドリの長さがメチャメチャなのは仕方がないのですが、、、
↓枝棚単位で芽切りした所としてない所が混在する黒松もミドリの伸び方に凄い差が出てました。
（右1の枝は芽切りしてない棚）
右1の枝を拡大するとミドリの伸びがよくわかります。
このミドリは今年の芽切りまで放置しておいて、枝を太らせる為に活躍してもらう大事なミドリです。
いっぽう、縦吹かせで太らせてるミニミニ模様樹の種樹も植え替えたり、手入れしたりしました。
棚入れ時のままの白砂植えだったので、天城砂植えに変えました。
崩していると、グルグルと回る根が面白かったので、切らずにサクサク刺して崩して撮って遊んで見ました。
結構パッツリ切ったので、根が殆ど無くなってしまいました。
根が殆ど無く、成長に苦労しても困ると思い、共生菌の菌根菌を黒松苗箱から緊急輸入しました。
底砂の上と根の周りに菌根菌付きの天城砂を沢山入れて植え付けました。
ザル作り中の黒松も駄温鉢で二曲目を太らせてる黒松も凄い勢いでチョンマゲが伸びてきてます。
↓縦吹かせが難しいとされている八房五葉松も昨年からチョンマゲを伸ばしているのですが、上手く引っ張れそうな感じになってきました。
抜いて根をみたのですが、どうやら本台（五葉松台木に八房五葉松の接木）みたいでした。
縦吹かせの前例が無い樹種の千寿丸。
これも今年、上手く引っ張れそうです。
こんな遊びしてないで、ちゃんとしてる樹の手入れも真面目に頑張ろうと思います。
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