どうも、こんにちは。
鬱々ジメジメの月曜です。
昨日の日曜は「のだめカンタービレ」イッキで過ぎていきました。
ソファに寝転がって、のだめ片手に
太陽が昇って沈んでいく様子を見ていました。
まさに“気ままに、気まぐれに、歌うように”、
とっても優雅な休日です。
全巻イッキ読みという楽しみがあるから、
マンガ収集はやめられません
のだめを読むたび、未来を真摯に求めていく
登場人物たちの姿勢に、
襟元を正される思いがします。
私はとくに5巻がお気に入りで、(Sオケのラプソディ・イン・ブルーはこの巻!)
学園祭でラフマニノフのピアノ協奏曲の演奏に向かう前、
シュトレーゼマンが楽屋で千秋に言った台詞
「さあ、楽しい音楽の時間デス」
がとても好きで、読むたび鳥肌が立ちます。
のだめに登場する人物たちはなぜ、
あんなにもクラシックに夢中なのでしょうか。
いつ倒れてもおかしくない満身創痍の体をおして、
ベートーヴェン全交響曲を一晩で指揮し続けたマエストロがいました。
命を削ってまで、なぜ彼は振り続けたのか。
「ベートーヴェンという天才の前で、命を落とすのならば本望だ」
偉業を成し遂げた半年後、彼は帰らぬ人となりました。
この話を聞いたとき、
クラシックの深遠なる魅力を垣間見た気がすると同時に、
強烈な嫉妬を胸に覚えた記憶があります。
それは、涙が止まらなくなるほど、強い思いでした。
“何、やってるんだろ。
私も探しに行かなくちゃ”
「のだめカンタービレ」を読んだあとは、
いつもベートーヴェンを指揮していたマエストロの
ことを思い出します。
そして、やけに鼻息荒くなってしまう私です。
あと、今回の再読で気づいたことは、
千秋様はオトメンだということです♪
★★今日の1冊★★
本日の1冊:「天然コケッコー文庫版 1巻」 (くらもちふさこ)