隅田川花火大会が開催された7月28日。
夜空を彩る22000発の大輪の花々を黙殺し、
私は浅草演芸ホールにいました。
浅草演芸ホールは、都内に4軒ある落語定席の一つ。
落語を中心に、漫才、手品などの色物芸を観ることができます。
以前より落語デビューを狙っていたマスダは、
「笑点」好きの会社の友人と旦那を引き連れて
浅草演芸ホールデビューを果たしました。
昼の部(11:40~16:30)、 夜の部(16:40~21:00)の
二部制で行われており、入れ替わり無し・通しで見ても
料金は2,500円。
さすが庶民の娯楽!
9時間以上も演芸を見放題で、
このお値段はお値打ちです!
落語好きの方のブログで、
「志ん生で笑えるようになるには7年はかかる」
と書いてあり、完全にビビっていたマスダ。
落語入門の本を焦って読んだりしましたが、
庶民の娯楽をナメてました。
隅田川花火大会にもかかわらず、
寄席に来てしまった変わり者たちが集まる場内(ガラガラ・・・)
は、始終カンラカンラと笑い声が響きます。
演者さんとの物理的な距離の近さもさることながら、
登場から数分で親近感を湧かせる
演者さんの力は恐れ入ります。
親近感が湧きすぎて、スベったりすると
親戚のおじさんがつまらないギャグを言った時のような
恥ずかしい気持ちにもなりますが・・・。
マスダのようなペーぺーにも充分楽しめますが、
教養を深めれば落語の楽しみはさらに広がりそう。
大変に奥の深い娯楽です。
私がビックリしてしまうほど爆笑していた旦那さんは、
「寄席の笑いは、俺に合う」
とご満悦の様子でした。
夏休み中は浴衣で行くと割引なんてサービスも
あるようなので、江戸っ子の粋な(笑)をぜひ体感されてください。
★★今日の1冊★★
本日の1冊:「日経おとなのOFF 8月号」
“歌舞伎・落語で江戸の粋に触れる”という特集に