人の脳味噌が
パソコンのように
消したいことを
ごみ箱に入れて空にすれば
消せちゃうものだったなら、
どんなにか楽だろう。
そんなことを思ったり
よくする私です。

でも、基本的に私は
女々しい生き物であるので、
ごみ箱には簡単に入れられても
空にはできないだろう。
ほうら、ごみ箱に入れたから
いつでも消せるぜ!
と誰かに強がりながら
多分、ずっと消せないんだ、私は。

不思議なものでして、
消したいことは
消したくないこと
でもあったりするし、
どうでもいいことが
消えないもの
だったりする。

1+1=2
は誰が見ても明らかなんだけど、
思いとか想いにおける1+1と2の間には
価値やら
手間やら
思い入れやら
こだわりやら
いろんなもんを
それぞれが込めたり汲み取ったり
してると思うよ。

結果、答えは2なわけだ。
でも、たまには
敢えて9にしてみたかったり
すごく悩んだ末に2を選んだり
2になるのがわかったからこそ
答えを出すのをやめたり
するんだろうなあ。


なにがいいたいかというと、
やなことを思い出して
奇声をあげたい気分になったけど、
なんというか
その切なさこそが
なによりの宝だったりするのだなと
今になったから
思えたよ
みたいな。

ま、
記憶と思い出は
一概に同じだと
言い切れないあたりが
もどかしくも楽しいわけですが。


心の色や形が
「私のは、これこれこうですよ」
と言いきれる人は
強いと思うんですよ。

私は
強くないです。


まあ、
フレキシブル
ということにして
今日は寝よう。

ものは言いようとは
よく言ったものですね。


ではまた。