ちょっとマニアねた&重い系です。
気分が乗らない方は飛ばしてくだされ。

久しぶりにこの本を再読破。

東京BABYLON CLAMP 

<あらすじ>
「あなたは東京が嫌いですか?」

主人公の皇昴流は人々を呪いや怨霊から守る陰陽師一族の若き当主。
やさしく繊細な彼を見守り励ます、明るい双子の姉の北都。
皇家に敵対する強大な力を持ち、
かつ残忍な暗殺集団といわれる桜塚護の一族で獣医師の桜塚星史郎。
絶対に相容れない一族同士のはずが
星史郎は常に昴流と行動を共にし、やさしく振舞う。
果たして彼の真意は……。

奇妙な組み合わせの3人が、東京を舞台に活躍する怪奇ファンタジー。

東京BABYLON   wikipwdiaより




今読み返してみて
ちょっと見方が変わってる自分を発見。

その中での光の部分を気づけるようになった気がする。

ストーリーの軸として
超常現象を起因としているんだけど
それ自身を扱うよりは
寧ろ、そこに隠されている社会問題を深く掘り下げ
紐解き一筋の光と示唆を残している。

そんな風に思えた。

中学生のころにめちゃめちゃ嵌ってたんやけど
思春期ってのも合ったのか

闇の部分にばっかりクローズアップして
ほら、東京なんか嫌い。大人なんか嫌い。って思ってた。
(東京って象徴的なコトバやねー。)

大人になって東京へ行って
BABYLONのことを思い出しても
健康、お金、老人というキーワードの
ダークサイドばっかりが思い出されました。

まー、学生で無力で大人の言いなり。
社会(未来)にやや絶望していたんですね、あの頃。



なんかね、虐待の話とかもあるんよ。

昨今、ニュースでも見る回数が多く痛ましい限り。

この本が出てもう19年くらいたつんだけど
考えさせられましたわ。
少しずつ社会も法も変ってきてるとはいえね。

一人でも多くの人が
キラキラして笑顔で暮らせるようになることを願って

あー、自分に出来る事ってなんだろうウサギ