一人一人が見てる世界は違う色。
それなのに
それなのに
知らないくせして否定する
聞かないくせして罵倒する
辛い過去も
心地よい過去も
辛い今も
心地よい今も
同じ時間の中
それだけ同じであればそれでいいじゃない。
それ以上何を知りたい?
それ以上何を聞きたい?
己の体で経験したものではない事は
知ったところで
聞いたところで
分かりやしない
辛い事も
楽しい事も
似たり寄ったりの者同士しか結局釣り合わない
失恋で落ち込んで群れを作る人もいれば
家族が殺されて群れを作る人もいる
人は「一人」じゃあ何もできない
結局誰かが傍にいる
でも
その誰かも裏切るかもしれないよ
だって・・・
その子だって私と同じ色は見えてないから。