滞在許可証、とれました。ほっ。 | みかん農家のむすめ 

滞在許可証、とれました。ほっ。

24日、25日と滞在許可証の更新手続きへ行ってきました。


本当のところ1日で終るはずだったのですが

今年から、更新者には、滞在許可をくれるQuesturaとの間に、

居住地区の市役所が、更新手続きの日にちの予約をして、

数あるQuesturaのどこへ行くかを指定することになったので

ちょっと面倒になっていました。


以前は、大元のQuesturaへ予約ナシに乗り込んでいけば

日本人なら即日許可証をもらって帰れていたのです。


私も、この新しい規則にしたがって、あらかじめ近くの市役所で予約をしていたのですが・・


市役所へ行った日は7月3日。

予約できた日は8月24日の8時半から11時の間。


うーん、長い。


で、昨日、この市役所が指定したQuesturaへ行ってみたわけです。


10時半に建物の中へ入って

窓口が私の番号を呼んだのは12時半。


そして窓口のおにいちゃんから開口一番にいわれた言葉は


「あ、きみ、日本人?!

ごめん、日本人とアメリカ人はねー、ここでは出来ないの。

市役所にはこのこと知らない人が多くてねー、多分君が担当した人、知らなかったと思うよ。

他の国とごっちゃにしちゃうんだよね。

明日の朝、大元のQuesturaへ行ってみて。日本人なら、即日出すと思うよ」


えー、どうしても今できないのぉ~~

と、駄々をこねてみるも


「ごめん、僕は、助けてあげられないんだよ~~」


といわれ、泣く泣く退散。



それで、25日の今日、6時の始発に乗って行ってきました。


7時ごろ、建物の入り口が開いて

何のためにここに来たのか一人ずつ聞かれています。


私の番になって

「私、日本人なんだけどね、滞在許可証の更新したいの。

日本人は全員ここに来るようになってるみたいだけど・・・」


「市役所行って予約してるの?」と、仏頂面なおにいちゃん。


「市役所の人が間違って、私は日本人なのに、他のQuesturaに昨日行かされちゃって・・

今日、やっぱりだめかなぁ・・」


すると、おにいちゃん、

無言のまま、仏頂面も崩さずに、窓口番号と提出書類をくれました。


おぉ、ラッキー!



7時20分頃に建物の中にはいることも出来、

9時半ごろ、番号が呼ばれました。


窓口のおねーさんから

「今年で最後の申請ね~~、残念なんじゃな~~い?」なんて、和気藹々に進んでいたのですが・・・


「あ、今年から、保険の金額が74,47ユーロから98ユーロに増えたの。

差額、近くの郵便局で払ってきなさい、待ってるから。終ったら私のところに来るのよ」


というハプニングもありましたが、

11時半には無事、新しい滞在許可証を手にすることが出来ました。


じつは、このおねーさんには、

「来年は就労ビザに切り替えたら?まだいなさいよー」


でこ「でも、就労ビザにすると税金高いしねー」


「ま、考えておいたら?

今回の滞在許可証、1か月分長くつけておいてあげるわ」

という親切なおまけを頂きました。


昨日は「ガーン」な一日でしたが

その分、埋め合わせしてもらったような1日でした。



帰りがけ、ふっと見上げると、季節外れの桜が。


季節外れのさくら