解体屋のオッチャン | デカトーのブログ

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自動車大好き人間ですが、自動車以外のこともいっぱい書こうと努力します。

クルマを乗り出した頃から、部品が足りなくなったら行っていた解体屋。

元気だったオッチャンのところに行ってきた。

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「元気?」

と聞いても

「元気違うわ!」

と、まあまあ元気。

あと3年でこの仕事を辞めると言っていた。

事故現状車なども業者オークションに行ってしまう時代。
車の寿命が延びて、エンジンなどが売れない。
解体車も入ってこない、と

もう先は無い

との事。

他の人がやらない事を、先にやり始めたオッチャン。

今でも細かく仕分けをして、分別しているんだね
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(こうやって見ると、燃焼室の形状って気になるね。)

自分が辞める事を考えると、今、閉店する車屋が他人事とは思えず、色々と手伝うらしい。

「何でも便利になるのは良い事だけど、人の手がかかって、そこに費用が発生していたものが、簡素化されて、、、えっ?そんなのでお金要るの?、、、って言われる。ワシらは儲けさせてもらった時期もあったけど、今の人は生活費を稼ぐのが精一杯が多いやろ。ワシらがやっている油まみれになる仕事は外国の人が日本でやる時代。あと2世代ほどすると、日本なのに日本人が半分ぐらいになるのと違うか?」

なんだか言葉に重みがあるなーと聞いてしまった。

色々と考えてしまう1日になりました