さて、今月は、諸々予定が詰まり、キャンプには行けなさそうな様相である。ならば、デイキャンぐらいでも、と思うが、僕がデイキャンに行っても、いつも絶対デイキャンらしくはならない。僕がやってる事は確実にデイキャンではなく、

チェアリングの方なのだ。

チェアリングという、ファジー（死語）な言葉があって助かったな、と思う。チェアに座って、コンビニ飯的なもの食って、コーヒーかノンアルビール飲んで、おやつ食って終わり。滞在約2-3時間程度だ。

来る時は、止むに止まれず来るのだが、来たら来たで、する事がなくなってすぐ帰る。そんな感じで、いつも何やってるか分からない感じになるから、決してデイキャンとは呼べない。

新しい道具を使いたいから来た、というのもえてして多いが...

でも、そもそも、デイキャンって言葉は、ちょっと分からないところがある。火を使ってタープとか張って料理したらデイキャンなのかな？焚き火したら、デイキャンなのか？あいにく、うちは近くには手軽に焚き火出来るとこはないし。

つか、一人で酒も飲まず、野原や河原でおっさん一人で過ごすのは、2-3時間が限界な気もする。

ソロでデイキャンって、皆んな何すんのかね。ひたすら、火遊びや読書でもやんのかね。気になってたキャンプレシピをさっとやるとか？ゲームやるとか？気候が良ければ、まぁ、それもありか。

チェアの現在進行形、もしくは名詞化、チェアリング。まぁニュアンス出てるよな、チェアに座って外で過ごすってこと。

でも、本当にそうなの？チェアリングってなんなのさ？

ちょっと、ググるとWikiには、こうある。

チェアリングとは、持ち運び用に軽量化された椅子を野外に設置し、そこに腰かけて主に飲酒などをしながら過ごす行為を指す造語。

なんと、まさかの、「主に飲酒など」やってww

でも、そうなのね。そうなのか、なるほど。いやー、このWikiによる定義にうまくあやかり、この際、僕のチェアリングの定義は、こういうことにしよう。

デイキャン≒チェアリング≒バックパックで外で飲酒

すなわち、

バックパックひとつで、小さなチェアやストーブをはじめとするお気に入りの小道具を持っていき、電車で行ける河原や野原で、ほどほどに飲酒しながら、メシ食ったり、音楽聴いたり、文字読んだり、SNSやったりだらだらする事。

これだ。これでいい。

長年のデイキャンの謎が解けた。キャンプや火遊びという言葉に囚われて、車で行こうとするから、腑に落ちないおかしな感覚に陥っていた。

電車で行きゃあ、僕らしい素敵な「デイキャン」になるという事ではないか。