ドリップコーヒー用のペーパーフィルターを買うとき、白色いのと茶色いのがありますが皆さんどっちを選んでますか?

ボクはこれまで、無漂白の茶色いフィルターの方が体にも地球にもやさしい感じがするし、何となくコーヒーの色してるからおいしいんじゃないかと思ってずっとこっちを選んでました。


でもネットで調べたら、「茶色は漂白剤を使わない分、紙臭さが残る」とか「白色も以前は塩素で漂白していたが現在は酸素で漂白しているので体に大きな影響はない」とか出てました。

人体への影響や環境問題はこの際おいといて、単にコーヒーの味に違いがあるのか?を夏休みの自由研究よろしく実験してみました。



♪電車山カフェblog♪-100801_2050421.jpg

(1)フィルターそのものの匂いを嗅ぐ

花粉症のマスクカゼみたいにフィルターを鼻と口にあてグイグイ匂いを嗅いでみました!

すると漂白された白いものはそうでもないのですが、茶色い方は心なしか紙袋のニオイがします。

マクドナルドでテイクアウトする時入れてくれるあの茶色い紙袋の匂いです。


(2)湯通ししたあとのお湯を飲んでみる

次に、ドリッパーにペーパーをセットし、粉を入れずにお湯だけ注ぎ、それぞれ濾過されたお湯をなめたり飲んだりしてみました。


むむっ、やはりここでも紙臭さに差がある気がする。。。

若干ですが茶色いペーパーを通したお湯の方が匂う気がします。


(3)コーヒーにした時の違いを調べる

最後は実際にコーヒーを淹れた時にどのくらい味や香りに差が出るのかを調べてみました。

コーヒー粉の量やお湯の温度などペーパー以外の条件はまったく同じにして淹れたコーヒーを比べると!!!

       ↓

       ↓

ぜんぜんわかりません。。。。

「紙臭い」って何のことかわかんなくなっちゃいました。

どちらも美味しいコーヒーでした!コーヒー

芳醇なコーヒーの香りや味の前では、ペーパーによる味の差は出にくいのだと判断しました。


といってもこれはまったくボクの嗅覚・味覚での実験結果なので、もっと感覚のスルドい方であれば微妙な違いを嗅ぎとれることと思います。

ま、結果はこんな感じでしたが、ネットで紹介されている情報を鵜呑みにするのでなく自身で確認できたことは良かったと思います。


あ、それから売場で「ペーパーフィルターケース」なるものを見つけて購入。

138円也

こんな便利なもんあるんですね!