今日はコーヒーの話題ではなく、
「電車山カフェ」というかボクのこれからの生き方のテーマについてお話します。
昨年の今頃、突然心臓病であることを告げられ9月に開胸手術。
心臓を3時間停めての大手術だったということもあり、無事手術が終わった時には、
「もう1回命をもらった」という境地になりました。
ここに退院する日の朝に書いたメモがあります。
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吾 唯 足 知
心配してくれた家族がいる。
息切れしない心臓がある。
これ以上のことはありません。
2009年10月5日 退院の日に
後藤 ヤマト
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「吾 唯 足 知」 は、「われ ただ たるを しる」 と読み、「満足することを知っている人は貧しくても幸せであり、満足することを知らない人はたとえ大金持ちでも不幸である」という意味です。
もう一度もらった人生は家族や周囲の人たちに感謝し、あんまり欲張らないで生きていこう!と誓ったわけです。
明石家さんまさんも「生きてるだけで丸儲け!」ってよく言ってますけど、それとも近いかもしれませんね。
退院後、体力が戻るのを待って、この「吾唯足知」の文字が刻んである蹲踞(つくばい)が置かれている京都の龍安寺に行ってお参りしてきました。