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茶畑の中を滑りゆく
撮影日:2015年11月15日
撮影場所:大井川鐵道大井川本線 家山~抜里、新金谷~代官町
カメラ:Nikon D7100, FUJIFILM X30
レンズ:AF-S DX Nikkor 18-55mm F3.5-5.6
ここから5分ほど茶畑の中を歩いて、往路に目を付けた場所へ向かいます。
何組かのハイカーとすれ違います。
「あったあった、ここだ!」
なんて言っていたから、ウェーキングラリーでもやっているのでしょうか。
有名撮影地なのか、他にも数名の方とご一緒しました。
千頭から新金谷への列車はほぼ下り一方なので、煙を期待できなことはとうに承知。青空と緑がそれを埋め合わせてくれました。
この日は3往復の蒸機列車。30分後には次の列車が来ます。地理不案内の土地であちらこちらと動くのは危険。ということで、同じ踏切で撮影することに。
とはいえ、構図が同じじゃつまらない、と思い、踏切を渡って線路の反対側へ。だけど…。
さっきの位置から動かなきゃ良かった…。最初の位置からが、この長い編成にこそふさわしい構図だったね。
さて、この日はもう1本、蒸機列車がやって来るのですが、私のこの日の移動手段は大井川鐵道の列車のみ。しかも、この日は静岡市内で人に会う約束がありました。
次の蒸機列車を撮っていたら遅くなることは確実。
泣く泣く茶畑を後にしました。
抜里駅のホームにたたずむフクロウに見送られ、この元近鉄の16000系に乗り込みました。
でもね、こんなチャンスはめったにない。
あきらめ切れなかったので、車を置いている新金谷駅到着後、線路に沿って撮影できる場所を探して歩きました。でも、あんまり時間がない…。
何とか見つけた川沿いで。
初めて乗った大井川鐵道の車窓から、
「ここで撮ってみたい!」
と思う場所がいくつもありました。
次は季節を変えてまた訪れてみたいです。
(このシリーズ終わり)