君は精子の気持ちを感じたことがあるか?! | M竹教授のBO・YA・KI

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ありがとう。

世の中には10年以上も生き続ける精子がいるそうだ。


アリの女王さまの体のなかで、記録によれば30年も


生かされる続ける精子が存在するのだ!


 

そんなセミナーの紹介文を書いてみましたので、


ご覧いただければ幸いです。




で、いきなり閑話休題、



君は精子の気持ちを感じたことがあるか?


 「僕はある!」





話は飛ぶが、


いつも通っているスポーツジムのサウナでのことだ。


サウナに入ったときは僕一人だったので、


一つだけの入り口とは反対の一番奥に座って、


僕は汗だしをしていた。




その日は、日曜日の午後で、ジムはとくに混雑していた。


次々とトレーニングを終えた男たちが


サウナに入ってきて椅子に座って汗を流し始めた。


7人ほど入ってくると、


とうとう座る場所もなくなってしまったが、


それでもその日はどんどん裸の男達が入ってくる。




とうとう、立ち客まで登場しだし、


最後に入ってきた大きな男がなんと、


一つしかない入り口の前に


腕を組んで仁王立ちしてしまったのである。


その時、サウナに入って20分以上経過していた僕は、


頭がかすんでそろそろ意識がもうろうとしてきたが、


これでは外に出ることができない。




 そのときだ。




僕は女王様の袋の一番奥に詰め込まれた


精子の気持ちに


シンパシーを感じたのだ!


 嘘じゃない。




30分ちかくも経過したサウナの中、


薄れゆく意識のなかで、


精子の気持ちを感じた僕ではある。


が、


10年も女王さまの体なかで過ごす精子の気持ちは


いかなるものであろうか?


なんとも計り知れないばかりではある。




昆虫のメスには精子をためる袋がある(注釈参照)。





女王さまの袋の奥深くに詰め込まれたまま、もはや一生、



日の目を見ることがないかもしれない精子の気持ちさとは。



どんなもんかなあ?





もちろん精子に意識などあるはずもないので、


単なる妄想に過ぎない。




でも10数年も生き続ける精子って、、


そのメカニズムいったいどうなっているの? と


不思議に感じてたまらなくなってしまった あなたは、


即、日曜日の午後のジムのサウナへ・・・ではなく、



今週土曜日の昆虫学土曜セミナーへGO!

http://www.agr.okayama-u.ac.jp/LAPE/dozemi.html


WELCOMEで~す。





注釈:


昆虫などのメスのお腹には精子を蓄えておく袋がある。


メスが2匹のオスとセックスしたときに、


この袋のなかで精子は


卵の受精をめざして互いに競い合うのである。


メスの多くは何匹ものオスと交尾し、



自分の袋のなかにたくさんの精子を蓄える。


袋の構造上、どんどん精子が奥に詰め込まれてゆき


最後に交尾したオスの精子だけが


卵と受精できるという種類の


生き物も多い。