Firelight 08 | D.O.doting

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EXOのD.O.ことド・ギョンスにはまりました。
好きなカップルはカイド、ニョルド。
同じ趣味の方、仲良くしてください。
基本トンペン、ユノペン、別サイトあり。

■D-Side

夜中に目が覚める。チャニョルもいつの間にか眠ってて。
ソファにもたれてる。寒いだろう。お互いベッドで眠ったほうがいい。風邪でもひいたら。
「・・・風邪ひくぞ、チャニョル」
軽く揺さぶると。
うっすら目を開けて、俺を見て、微笑む。
男だからときめいたりしないけど、やっぱホッと、する。
チャニョルが急に固い顔をして。
「あの、さ」
「ん?」
「一緒に寝て、くれる?」

しばらく考えた。固まってる俺の反応見て、諦めるなら冗談で。
諦めないなら本気だろうと。
闇の中で見つめあう。チャニョルがふっと目をそらして、さみしそうな顔、するから。
「・・・いいよ」
「ホント?」
一気に花が咲いたように笑う。やったあ、じゃ一緒に寝よっ?
チャニョルは俺の手を引いて、自分のベッドに連れて行く。
みんな同じサイズのベッドだから、どこで寝たって同じだけど。
俺が枕が変わると、あんまり寝付けないこと、知ってる。
「毛布・・・」
タオルケット、自分の持って来ようとしたら。
「いいよ、俺ので」
向かい合わせに、俺を抱き寄せて。

チャニョルの抱き枕になるのは、慣れてる。立ってても、座ってても。
俺より頭一つ以上高いチャニョルからすれば、俺のサイズは抱きやすいらしくて。

ありがと、な。もともと低音のチャニョルの声を。
腕の中で聞くと、胎内で聞いてるみたいで。

自分でも驚くほど早く俺は眠りにつき。
予想以上にすっきりと熟睡して目覚めることになる。