その瞬間をピークに緩やかに力をなくしていくそれは。
私の口の中でまた力を取り戻してく。
ちょっとだけ口で形作るとユノは微笑んで。
わかった。うれしそうにつぶやく。
私を抱きしめて押し倒して。
いきなり足を開かせて突き入れる。
のけぞる私の腰をつかんで、ニヤッと笑う。
もっとして欲しくて私はあなたの背中に腕を回す。
このまま、突き上げられていたら。
壊れちゃう。思うほど、あなたは激しくて。
繰り返し私の名を呼んで、お前は誰の女だ? って。
わかってるくせに、言わせたがる。嫉妬深いあなたが、大好き。
あなただけのものよ。心も、体も。
あなたにしか抱かれないわ。奥深くまであなたを感じながら。
耳元で、囁く。
どれだけ長い時間、あなたに揺られて。
・・・いたの、かしら。気が付くと腕の中で眠っていた。
目覚めた私のおでこに、あなたは口づけて。
「ホントにかわいいな、お前は」
うっとりと私を見つめる、その目の甘さに。
体の奥から、じわっと、溢れる。
裸の胸に、口づけると。
ユノは私を優しく抱き寄せる。
大好き。やっぱり、いつも。
あなたしかいないって思うの。
キュッと、あなたの胸に吸い付く。
ユノはクールな目で私を見つめて。
休む暇、ねえな。言いながら私を背中から抱いて。
片足を持ち上げてそのまま、ゆっくり入ってくる。
その大きな掌が私の胸を後ろから揉みしだいて。
肩に優しく噛みつかれ、声を上げる。
・・・今夜も。
眠れない夜になりそう。