朝日新聞記事の抜粋です。ご参考まで。

岡山大病院は3日、生まれつき心臓の片側が機能していない重い心臓病の子どもに、本人の心臓から採取して培養した幹細胞を移植し、心筋を再生する本格的な臨床研究を始めると発表した。心筋の再生でポンプ機能を高める効果が期待できる。本人の細胞を使うため拒絶反応もない。近く厚生労働省に「先進医療」の適用を申請する。

 今後3年間で34人の子に移植する計画で、早ければ年度内にも始める。学内の倫理委員会で8月末に承認された。

 移植するのは、生まれつき右心房と右心室の間の弁が塞がっていたり、片側の心室がなかったりする難病「機能的単心室症」の子ども。1万人に1人の割合で起きる。血流を助けるバイパス手術をしても、片側しか働かないため、全身に血を送りにくかった。


早くこのような形で心臓病患者への再生医療が始まり、拡張型心筋症への適用も…と願わずにはいられません。
一日も早くその日が訪れますように。