一流たちの金言2  ~ひたむきな人生を送った~/致知出版社


20の感動ストーリーをまとめた本。

熊本の名校長の卒業式での最後の授業は何度読んでも涙が出てくる。。

「お前たちを高校に行かせるためにご両親は一生懸命働いて、

その金ばたくさん使いなさったぞ。そういうことを考えたことが

あるか。先生にお世話になりましたという前にまず親に感謝しろ。

心の底から親に迷惑を掛けた、苦労を掛けたと思う者は、今、

隣にいる親のその手ば握ってみろ。

その手がねぇ!18年間お前たちを育ててきた手だ。分かるか!

親の手をね、これまで握ったことがあったか?

お前たちが生まれた頃は柔らかい手をしておられた。

今、ゴツゴツとしておられるのは、お前たちを育てるために

大変な苦労をしてこられたからたい。それえお忘れるな。

18年間振り返って、親に本当にすまんかった、心から感謝

すると思う者は、今一度強く手を握れ。」

この時、あちこちから嗚咽が聞こえてくる。

「よし、目を開けろ。分かったや?私が教えたかったのはここたい。

親に感謝。親を大切にする授業、終わり」

親と子が抱き合って涙を流す、と言う。

素晴らしき授業。