アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の第一章を観た。

現在のところ劇場でのイベントまたは光テレビで先行販売

(1回購入すると72時間有効)しているだけなのですが、私は

光テレビで観ました。


2199はイスカンダルまで放射能除去装置を受け取りに行く

旧作のリメイクなのですが、これが上手い具合にリメイク

されていて面白かった。

昨年キムタクの実写ヤマトを劇場で観て、なんとなく鬱憤が

溜まっていたので私はこのリメイク作品を歓迎している。


旧作同様に冥王星域での戦闘シーンから始まり、その間に

イスカンダルからの宇宙船が火星に墜落して火星に待機

していた古代と島がカプセルを回収するのは旧作と同じ。


今回は物語の1年前からイスカンダルからの情報によって

ヤマト計画が極秘のうちに進行しており、冥王星域の戦いは

最後のカプセルを受け取るための陽動作戦だったという

ことになっていた。


旧作より良いと思った場面は地表に露出した戦艦大和の

残骸に偽装したヤマトが古代と島が見ている目の前で

ガミラスの空母を撃墜する場面。

残骸の主砲が急に動き出して砲撃するや、敵母艦に

「ガン、ガン!」といった感じで穴が開いてちょっと間を

置いてから爆発する描写がパワフルで良かった。


冥王星域の戦闘から地球に帰還するときに地球に

落下する遊星爆弾を見ながらの沖田の台詞は

旧作と同じ。

変えなくても良い部分はそのままにしているのが

嬉しい。あの台詞、私好きだから。


キャラクター造形に関しては旧作を当時観ていた

中年層の一部に反対意見もあるようですが個人的に

今回のほうが良いなと思いました。

メカもリメイク版のほうが好みです。旧作のテイストを

残しつつ修正されていて良いと思う。


昔の作品をリメイクしたものにはハズレが多いけれど

「ヤマト2199」は今後ソフトが発売されたら順次購入

したいと思わせるアタリ作品でした。

(今後地上波でも30分アニメとして放映するそうですね)


「宇宙戦艦ヤマト2199」公式サイト

http://yamato2199.net/