先週から今週にかけてのポンド円の波動推移は、ベースとして黄色のゾーンとピンクのゾーンに分けて考えていた。デイトレレベルの長期的に見て、最終的にはピンクゾーンの下ラインに向かうものの、いったん、中間地点のグリーンのラインには到達するとの予測であった。その値幅は本日達成した。だが、結果としては20pipsほどオーバーシュートしてからの下落であった。

 

 

N波の値幅(オレンジの縦長)で考えると、予測できた位置であり、かつ以前から引いていた青トレンドラインのチャネル達成となる。また、これは戻り高値越えであり、デイトレレベルでいえば、下落トレンド終了の可能性をはらむ。

 

138サポートからの下落。これがシナリオであり、4時間足レベルでみると今の所ヒゲ部分になっているのでサポは効いているとの判断がつく。しかし、N波達成したにしても20ピプスのオーバーシュートはデイトレレベルでは致命的だ。下の図は15分足に4時間足を表示したもので、緑丸のサポートに食い込んで上昇したのち下落したことがわかる。ちなみに下落幅は今の所30pips程度でデイトレなら狙ってよしの値幅になる。

 

このヒゲ部分のサポの意味を探るために日足で表示してみた(下の図)。するとなんのことはない。先週金曜日の始値のプライスであった。結局、今週の値動きは先週の金曜日のハラミの中で上下しながら上に到達しようとしたことがわかる。

 

環境認識が自分ではできていたつもりであったが、まだまだ甘さが残る。また、月足、週足、日足のラインを自動で引くインジケーターに頼りすぎていたのも反省点だ。自動化により手間が省けるとラクしていたことでこのような見方ができていなかった。今後は、以前のように手前で水平線も引くことにする。

 

ちなみに下降波の戻り高値から下落位置を図るとピンクゾーンの下段にかかる(ブルーの値幅)。雇用統計ではあるが、先ほど138.10からショートを入れている。これはお試しレベルだ。