無知を装って名乗り出る人を待つ、というのはなんだか卑怯な気もするのだが、見事に釣られてる人たちの群れがいてサンプルが集まっている。

カミングアウトして下さる方を求む小倉秀夫の「IT法のTop Front」)
続・カミングアウト募集小倉秀夫の「IT法のTop Front」

ここに寄せられている居丈高なコメントのように、「気に入らない」と自分の劣情に触れると大挙して押し寄せ、「自分たちは左翼の横暴に我慢できなくてやっているんだ!」と正義感振りかざして、自らの行動を正当化する人たちを、俺たちは「ネット右翼」と呼んでいるのですよ。
まあ、彼らにとっては「プロ奴隷」と呼ばれるのと同じくらいいやなことなんであろう。ならばもっとレッテルを貼ってやろう。

こいつらが「ネット右翼」です。
この人たちに質問すればそのまま「ネット右翼」のリサーチになりましょう。


集まったサンプルが面白いので彼らの主張をまとめてみる

1.「自分たちは普通の人、市井の人」

2.「左翼が横行を繰り返していたのでもう我慢できないので立ち上がった人たちである。決して団体行動をとっているわけではない。」

3.「自分たちのやっていることが『世論』であり、正しいことである。」

4.「つぶれたブログは自分たちがつぶしたのではない、勝手に「炎上」したのである」

って感じでしょうか。
まー要するに、自分たちが思想も信念も持たない、劣情や印象に流される人たちであるという自己申告をなさっているわけです。おめでたい。

2.なんて結構妄想の域に入ってますね。世の中が左翼のせいで悪くなったわけだー。ははは。で、国の借金が増えるのも、犯罪が増えるのも「左翼のせい」。んで、今の政権は「左翼が反対するんで何もできない」んでしょうな。
そうやって「反・反体制」でしかものが言えないんなら、「左翼が台頭した反動で出てきた」今の「反・反体制」も後の世代には恥と思われるようになるでしょうよ。もっと自分の考えで動けないんでしょうかね?

ネット右翼(プロ奴隷)のサンプルはこちら↓で収集されています。参考まで。
             ネット右翼問題を考える国民会議

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