コードギアスの「イレブン」の設定が「創氏改名」が元ネタだということを関係者が書いたとたん、


アニメにサヨクが政治外交的反日感情を投影するな!!


とネウヨが騒いでおったことがあったのですが、


最近の幼児向けアニメ・ヤッターマン等は、モロに政治的な芸能人をキャラクターとして出したり、日本の政治家をかわいく登場させてみたりと、政治的現状追認主義に阿る内容が増えて、しかも、「何も底意はありません!」という「ピュア思想」を背景にしているので厄介な気がする。


たとえば「反中感情」


[アニメ ]『ヤッターマン』第16話 悟空探しはゴクウロウだコロン!


この記事に上げられた作品では「中国のパクリ問題」を明らかに揶揄しているのですが、

「相手に声高に非を唱えないでオリジナリティの尊重を解く主人公」という図式をとったことで、


日本側は善意の指摘者


的な印象を残すのですよ。こっちのマスコミ側で「パクリ許すまじ!!ギャーギャー」って騒いでるだけで、誰も諭したりしてないのに(笑

で、マスコミであれだけ報道したおかげで「中国人はパクって居直る悪い奴ら」みたいな印象がすでに蔓延してる。

まあ、子供は単純だし、俺も小学生時代「ソ連は北方領土を返さない悪い国」と思ってたので、「パクリ許すまじ!」と湧き上がった子供たちもそのうちけろっと忘れて「二次創作」とかやりだすかもしれませんが(笑)


それと、今週ゲゲゲの鬼太郎で出てきた妖怪が


中国妖怪


だったのも何か感じざるをえない。しかも、鬼太郎が「相手が攻めてくるから用心せざるをえない」みたいなセリフを最後に吐くし。

いくらアニメにはタッチしないからといって、水木先生ちょっと何か言ってやってください。


総員玉砕せよ! (講談社文庫)/水木 しげる
¥700
Amazon.co.jp

水木しげるのラバウル戦記 (ちくま文庫)/水木 しげる
¥998
Amazon.co.jp


でも、日本のマスコミは「テメエや自国内の問題を棚上げし、中国たたきに視線を向けさせる」ことをやる一方で、

「でも、スポーツとは関係ないので、おおらかな気持ちでオリンピックとそれに出場する日本人選手(サムライ・ナデシコ(笑)をサワヤカに応援する」姿勢をとるんでしょうな。

あんまり両極端じゃ盛り上がらない気もするけど。


#突然極論を言うと日本のスポーツはこれからますます衰退するよ。

体力的に優れた層を抱えた貧乏人層の中から、「スポーツで立身出世する」システムができていなくて、「貧乏人はスポーツなんかして遊んでないで、単純労働をしろ」って風潮だから。

素質もあり成績のよかった生徒が「生活に余裕がないからスポ少に通えなくなった」のをここ数年で何度聞いたか。

貧乏人がスポーツを続けるには自衛隊に入るしかないでしょうな。