先日、北海道の麻生教室が閉鎖されましたが、2017年中にはこれ以上閉鎖される教室はないと思われますので、これまで蓄積してきたデータに基づき、教室閉鎖率、稼働中の教室と閉鎖された教室数の推移、都道府県別教室閉鎖率のグラフをアップデートしてみました。
● 教室閉鎖率推移
当ブログで統計を取り始めた2012年1月時点の教室閉鎖率は23.8%でした。2012年は教室の新規オープン教室が飛躍的に増えたことにより教室閉鎖率は19.3%にまで下がりましたが、2013年以降は新規オープンの勢いが弱くなるとともに閉鎖される教室が増えて行くことになり、教室閉鎖率は右肩上がり基調で上昇していることがこのグラフから見ることができます。2017年12月29日時点の教室閉鎖率は実に54.2%です。
● 稼働中の教室と閉鎖された教室の推移
このグラフからも2012年における教室数の伸びが顕著であったことが見て取れます。2012年までがディードットステーションにとって最も勢いがあった時期だったと言えそうです。その後は、新規オープンの勢いは緩やかになり、稼働中の教室数は2015年6月をピークに減少へ転じています。一方、閉鎖される教室が増加の一途を辿り、2017年３月には稼働中の教室数と閉鎖された教室の数が同じになりました。この時点で教室の閉鎖率がちょうど50%となりました。これを境に、稼働中の教室数と閉鎖された教室数は逆転し、2017年12月29日現在、稼働中の教室数44に対し、閉鎖された教室数は52となっています。つまり、今まで96教室がオープンしましたが、そのうち52教室が閉鎖されているということがこのグラフから読み取ることができます。
● 都道府県別教室閉鎖率
この棒グラフは都道府県別の教室閉鎖率を示しています。赤い棒は閉鎖された教室数、青い棒は稼働中の教室数、青い棒の上の数字は教室閉鎖率です。都道府県ごとにオープンした教室数や地域特性は異なりますが、教室閉鎖率という数字を見る限りにおいては、千葉、東京、大阪、北海道での教室閉鎖率の高さが目立っています。埼玉も50％を超えています。アスネットのお膝元である宮城はオープンした教室数は14教室で最も多くの教室がオープンしていますが、その半分は閉鎖されています。青森、岩手、石川、京都、山口、大分には現在ディードットステーションの教室は存在しません。三重、山梨、兵庫、岡山、長崎では今のところ閉鎖された教室は無いようです。
ご参考までに、ディードットステーション公式ブログの2017年12月27日付記事「フランチャイズ独立システムの中でもとくに最近注目されているのがパソコン教室フランチャイズです」によると、パソコン教室の需要はこれから更に高まり、今後数年は右肩上がりの業績が見込めるそうです。。。。。
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閉鎖率50%のディーステで開業に踏み切る積極的な意味は？（2017年3月12日）
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