前回は→その2

 

 ワクワクする生物の話を早く御紹介したいところですが、その生物も古来日本の信仰であったアミニズムの一環として有りました。せっかくですので、古来の日本では、本来何を神様とし、そして崇めて居たのか?

        真実をお話したいと思います。

 というのは、スピチュアル系のサイトにて

「何とか神と何とか神は同一である」とか・・・

「これは名前が変えられたから本当は違う・・・・」

という意見が凄く目立ちます。

   そして迷宮に入るのです・・・・

私も最初神社の事を調べていた時に迷い道に入ったのでその気持ちもよく分かるつもりです。しかし気持ち悪いですよね?

 ですので、たかちほむらが答えを出しましょうヽ(*´∀`)ノ

「そりゃそうです。神仏習合や神仏分離とか為政者等の都合により、違うものを一緒にしたり、引き離したりしていたらそりゃあ滅茶苦茶になるでしょうよ」ってね。

 

何で迷うか?は神社だったら神社サイドからの知識しか追っていないからだと思います。歴史やあらゆる世情から判断すると、ちゃんとわかりますし、答えは見えてきます♪

日本は稲作が出た時からちゃんと伝わる信仰が有ります・・・・

それが何か?以下をご覧くださいねヽ(・∀・)ノ

 

【森羅万象全ての物に神宿る】

~私達は良い時だけでなく悪い時も有る。しかしそれが人生そのものだ~

田の神(たのかみ)は、日本の農耕民の間で、稲作の豊凶を見守り、あるいは、稲作の豊穣をもたらすと信じられてきた神である。農神百姓神と呼ばれることもある。

以下の神と同一視される事も有る

穀霊神(穀物に宿るとされる精霊)

水神(水神(すいじん、みずがみ)は、水(主に淡水)に関する神の総称である。)

守護神(何かを守るのが役目の神)

の諸神の性格も併せもつが、とくに山の神信仰や祖霊信仰との深い関連で知られる農耕神である。

 

【日本各地の農耕神をまつる習俗について】

日本では古来、農耕神をまつる習俗のあったことが知られており、『日本書紀』や『古事記』にも稲霊(いなだま)すなわち「倉稲魂」(うかのみたま)、「豊受媛神」(とようけびめのかみ)、穀霊神の大歳神(おおとしのかみ)の名がみえる。

民間では、こうした農耕神を一般に田の神と呼称してきたが、地方によって色々な名前で同じものを読んでいる。

また、起源の異なる他の信仰と結びついて、東日本ではえびす、西日本では大黒を田の神と考える地方が多く、さらに土地の神(地神)や稲荷神と同一視されることもあり、その一方で漁業神や福徳神とは明確に区別される神である。

※私は「ひるこちゃんの謎」というシリーズでエビスと大黒って同一の場合も、違うケースも有るから不思議と書きましたが、今でははっきりわかります。

こんなに色々入り混じっていては、後世では謎になってしまう訳ですね。

 

ここまで、細かい事を言いましたので眠くなって来た方もおられるかと思うので(笑)

簡単にただ一言

「つまり・・・・日本は古来。田んぼや山や水。自然あらゆるものに神が宿ると考えられていて、そして各々がお互いに繋がりの有る働きをしているために、複数で一つの神とする考えも有った」

という事・・・・

つまり、かいつまんで言うと・・・・

( 'ω'o[ 古来の日本は自然身の回り全ての物に神が宿ると信じていたという事です。  ]o

そしてそれが古代日本の信仰そのもので有ったという事です。

   それでは、お楽しみの素敵な生物とは何か?です

日本の神と米作りは切り離すことのできない特別な関係である事は上記の内容で述べました。沢山の稲穂が頭を垂れる姿は日本の豊かさの象徴だったのでしょう。

しかし!もう一つ!象徴が有りました・・・

湿地帯である、この瑞穂の国にはたくさんのトンボが群れていたはずで、トンボは豊かな実りの象徴となっていたようです

( 'ω'o[ 何と銅鐸にトンボが描かれている!]o

参考文献:銅鐸を読み解く。国立歴史博物館編 構成 佐原真  より引用  

( 'ω'o[  弥生銅鐸のトンボに対する豆知識 ]o

トンボを研究家の三重県の石田氏によると「トンボは「田の神」だったから特別視するとのことである。ヤゴの時は田んぼでボウフラを食べ、成虫になるとウンカ・ヨコバイなど食べて豊作に貢献する」として、

古代、畿内は秋津洲(あきつしま)と呼ばれたことがある。神武天皇は山々の連なりを見てトンボの交尾を思い、雄略天皇はアブに刺されかかられる時、トンボに助けられることが日本書紀には記されるが、トンボは本来、「田の神」であるという共通認識が基礎にあるから成り立つとのことである

~以上~

 

すでに弥生時代の銅鐸にもトンボの姿が見られ、豊作を祈願する信仰であった事がわかります。

 

現代でも、稲刈りの終わった頃、秋晴れの空にたくさんのアキアカネが乱舞しています。

それが、古代でも同じく見られたという事なのです。

ほぅ・・・・(〃´o`)何てロマンチックなの・・・・・

何て感動させて・・・・・させましたが、そこでは終わらさないのが、たかちほちゃんの底力(笑)

 

はてさて・・・・実はこの瑞穂の国のトンボは非常に問題が有るんです!一体水ら穂の国仕様のトンボに一体どんな問題が有ると言うのだ~(ノ゚ο゚)ノ ォォォ-。

 

と気を持たせて次回・・・・・Wwwww

 

続きは→その4