前回は→その①

 

【当たり前の事に疑問を感じると真実が見えてくる】

 前回の話を聞いていて私は気が付いた事が有る。皆様に聞いてみたいのですが

【池のほとりを歩いていた龍に攫われた美女ってどれ位います?】

 龍は現在でも実在しますから本当に龍が悪者なら。UFOの誘拐事件みたいな感じで、そういう話が続出するはずです。でもせいぜい龍を見たという体験談位しかありませんよね?私個人の体験においてもそうです。危険な相手だと私は一度も思ったこともないし、寧ろ大自然の中を楽しそうに泳いでるイメージですね(水路が途絶えているところでは動けなくなっている感じです)

つまり【龍なんてちっとも怖くない】私はそう思います。そして皆様の周りもどうですか?子供の頃から龍って好きじゃありませんか?龍のモチーフはカッコよいと思われているからこそ、スカジャンに刺しゅうされているんじゃありませんか?そして神社に行っても皆さん笑顔で「竜神様~✨」って言ってませんか?って事。私はその理由は私達に受け継がれた日本原住民のDNAだと思います。つまり本能のレベルで龍が好きって事です。子供は何も教えられてなくても龍が好きって言う事が多いと感じます。

縄文人はミシャグチ様と共存という事を選んでいますよね。木をつたって降りてくる。切り刻んで思い通りにするという感覚はなかったんじゃないかなと思います。

 災害が起きたら富士山の噴火やモンスーンが起きた場所を少しずつ移動して自然の驚異とともに暮らしている感が有ったからじゃないかなと感じます。

 

 私達日本人の多くは日常の中で嘘をつくとしたら誤魔化すためという地味な嘘をつく傾向が有る。けれども基本的に大法螺という種類の物を吹く人は少ない感じがするのです。ところが後から来た漢民族ってどうだろう?宗像家の話を消すためにスサノオの誓約の話を作ったのではないだろうか?と思う。この話を信用してもらえれば【敵を三つに切り落とす残忍な自分達】という事実も隠蔽できるからだ。何でも神がかった風味に言っておけば人を疑う事を知らない土着民は騙せるからね。三つに切り分けるのは中国形式の処刑。そして封印。ナガスクネの墓も良い例でしょう。

 

【龍は本当に悪者だったのか?】

生贄の伝承というのは世界各地にみられており、我が国も例外ではない。悪天候や自然災害を神の成せる業と考え、災害などが収まるまで生贄が捧げ続けられていた。

手法としては生きながら捧げる。だから土の中にそのまま埋めたり、水の場合は箱等に入れて浮き上がらないようにドボンと入れる。そのデフォルメが以下の話ではないかと思います。石川県能登市【水穂ノ国】より引用

●市姫の方は土に埋めたと、ありのまま書いてます

●ヨシさんの件は龍が池の中に連れて行った事になっていますが、古代からの書物などを紐解くと自然災害の原因と責任を龍に求めているので、人間がヨシさんを生きたまま箱等に入れて浮き上がらないようにして湖に投げ入れたと考える方が自然です。

 

【龍を閉じ込めても現在は災害だらけだ】

龍を閉じ込めて何とかなるのなら、噴火もしないし洪水も起きないし、地震も起きません。でもどうでしょうか?

311で日本はダメージを相当得ました。そしてコロナというものを使ったせいか現代では戦後と同じくらいの死亡率を出しているのです。龍が悪者で閉じ込めたという理論が正しかったら、こんな事起きていませんよね?

  龍を倒す=英雄になれる

男性なら生贄になった美形の女性と結婚出来て、聖職者であれば領土を与えられて、得をする。

だから龍を倒した、閉じこめたってまるで手柄の様に伝記に残っているのではないかな?という事。よく考えてみればわかる事だけど、生贄ってそもそも人間の側が勝手にやっている事でしょ?って話。その証拠に

【今の時代に生贄なんて有りませんが、そんな事しなくてもしばらくすれば地震も止まるし大雨も止まる】

そのいつまでも続かないところを、自分が止めたと言い張ればお金を貰えるよね(笑)?ってところ。そこに仕掛けが有るんじゃないかなと私は思います。

 

お釈迦様が龍を殺しなさいと指導したかどうか考えてみましょう。龍は仏教の象徴です。それを自ら僧侶が殺生をするとは矛盾している。