市民ファンドが被災地を支える NHKクローズアップ現代より | 現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。

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「不動産投資と旅」現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。-サンマの佃煮

NHK クローズアップ現代

宮城県気仙沼の名物、サンマの佃煮、今週月曜(2011年7月18日)震災で生産中止に追い込まれた水産加工会社が復活、商品の発送が再開されました。

その送り先は、「ファンドで出資してもらった投資家に食べていただく為です」との事・・苦境を救ったのは、市民一人一人が少しづつ出資して被災地の企業や商店を応援するファンド・・水産加工会社は、この新しいファンドの素早さと手厚い支援に驚かされたと言います。

国の被災地支援が中々進まない中、今、注目を集める市民ファンド・・社会に貢献したいという意識の高まりとともに出資する人が増えています。

出資した人:「少ない金額からでも出来る」
出資した人:「熱意に応援して一緒に夢を見てゆきたい」

その力は、経営難のプロサッカーチームや停滞が続く林業の再生、被災地の生活支援にも発揮されています・・広がり始めた新しい金融の可能性・・市民一人一人が出資するファンドが社会を変えようとしています。

早く会社を再建したいけど資金の確保が出来ない、今、被災地の企業にとって大きな問題となっています・・すでに国や日銀をはじめとしていくつかの支援制度が動き始めています。

しかし融資の直接の窓口となる被災地の金融機関が慎重になっている事もあり、支援を必要とする全ての企業にまでは行き届いていないのが現状です。

こうした中、素早いスピードで立ち上がり注目されているのが市民一人一人がお金を出し合う市民ファンドです。

「不動産投資と旅」現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。-被災地ファンド

その仕組みの典型的な例として・・ある被災した企業を支援する為に集められる資金・ファンド、運営する会社は企業の将来性を審査した上で市民に一口1万円で出資を呼びかけます。

このお金が企業の再建に当てられます・・企業は、元本を数年かけて返済しながら配当として商品、つまり現物を届けると言った具合です。

お金を出す市民にとっても義援金や募金と違い応援したい会社に直接出資する事が出来る・・そして復興する姿を長期間にわたって見守る事ができる・・こうした魅力があるといいます。

被災地で市民ファンドを利用して復興を目指す企業の動きです・・5月下旬、ミュージックセキュリティーズというベンチャー企業が被災地で支援を求める企業の市民ファンドの説明会を催しました。

この日の集まりでは、工場が全壊した製麺会社など4社の経営者が顔を揃え、集まった人たちに直接支援を訴えました。

フカヒレの加工販売を手掛ける会社の3代目、石渡商店、石渡久師さんもその一人です・・フカヒレの生産日本一を誇っていた気仙沼、石渡さんの作るフカヒレは加工技術で特許をとり、国賓を招いた晩餐会で振舞われたほどの商品です。

「不動産投資と旅」現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。-石渡商店

そんな石渡さんを襲った大震災、工場は全壊、従業員一人が亡くなり一度は廃業を覚悟した石渡さん・・しかし復活を誓います。

再建で必要とする資金は2億5000万円・・建設費の3/4を補助する国の支援制度に申し込みましたが応募が殺到し受理されませんでした。

これまで二人三脚で歩んできた信用金庫にも相談していますが結論は出ていません・・信用金庫は取引先の多くが被災し債権の回収が困難になった上に7つの店舗が津波で営業停止に追い込まれました。

気仙沼信用金庫 村上修 支店長
「こっちも経験した事のない状況からはじまるんで、その吟味については前より時間がかかるのは当然ですよね」

金融機関からの融資を受けられないままの石渡さん・・「押しつぶされそうになりますよね。復興復興とは言ってるものの本当に大丈夫なのかなって気持ちに襲われそうになって」

そんな時、石渡さんが知ったのが市民ファンドを運営するミュージックセキュリティーズhttp://www.musicsecurities.com/でした・・この会社は元々ミュージシャンを発掘する為にファンド事業を始めました。

「不動産投資と旅」現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。-市民ファンド

2年前から社会貢献を目的としたファンドを展開し急成長を遂げています・・運営会社は支援を求める会社の将来性などを厳しく審査、市民からの出資を仲介し手数料を得ます。

これまで経営難に苦しむプロのサッカーチーム(東京ヴェルディ)や地場産業のガラス職人の支援など40のファンドを運営してきました。

そのノウハウを活かして今回、被災地の中小企業や商店を支援するファンドを立ち上げたのです・・石渡さんはこのファンドを通じて市民からの支援を求めたのです。

石渡さんの実直な思いが全国の人達からの熱い支持を呼んだのです・・その一人、埼玉県所沢市に住む会社員、沖雅之さんです・・説明会で石渡さんの熱い思いにじかに触れ出資を決めました。

沖雅之さん
「フカヒレの加工技術も凄いと言う話を聞いて今回の震災で無くなっちゃうのはもったいないとおもいました・・こういった小口の投資だとその人が何をしているか見えたり、実際に顔をつきあわせて交流する場があったりでその会社を応援している実感がわきます」

「不動産投資と旅」現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。-絆Tシャツ

北九州市に住む山近代司子さん
「石渡さんがブログで仕事をやめてしまおうかと書いていて、そこからのもう一度やってやろうと言う気持ち、勇気に私も動かされて一緒に少しでもと思いました」

山近さんは、石渡さんを応援するTシャツを親戚や仕事仲間に配るほど熱の入れ方です。

ファンドが立ちあがってから2カ月、石渡さんに出資した人は750人に上っています。

シンクタンク ソフィアバンク副代表 藤沢久美さん
「これは金融の革命じゃないか・・そんなふうに思いました・・私たちが投資をする時に、投資先のひとがどんな人かどんな事を考えている人か知りませんがこの市民ファンドでは投資家が投資先の人の人柄まで知った上で投資をしているところです・・互いに顔を突き合わせることが一つの革命です」

「それと共感が生まれている・・これはインターネットのおかげだと思うんですがネットを通じて動画を載せたりしているんです・・一生懸命に説明する姿、懸命に復興させようとしている姿をみて心を動かされてお金を動かすんです」

「実は、金融の今までの世界は、頭を動かしてお金を動かしているんです ”あ!儲かるかもしれない” カシャカシャと計算してお金を動かしていたのに・・まず心が動いて、この人を何とか応援したいと心が動いてお金を投資するこれは新しい金融の革命です」

「国も多くの人を助けてあげなきゃならないのですが国は平等で無きゃなりません・・そうするとみんなが揃うまで時間がかかってしまいます。・・ところが市民ファンドの場合は、”今から頑張ります” と手を上げるとすぐにインターネットを通じて多くの人が見て、じゃすぐ助けてあげようと動いてくれるというスピードが生まれてくる・・頑張ろうと思った人が助けてもらえる。手を上げた人がすぐに助けてもらえるとうい仕組みだと思います」


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