だいぶ前に記事にしたのですが、娘にはあこがれの、今は小5のお姉さん(Mちゃん)がいます。友人の娘なのですが、人にあまりなつかない娘が一、二時間ですごくなつきました。

頭もよくて、明るくて、スポーツもピアノもできて、何より優しいから、娘が憧れるのもうなずけます。


友人は今は幼稚園の先生として復帰しているのと、憧れのMちゃんに会うためにも長期休みのほうがいいので、この1年くらい長期休みの度に会わせてもらってます。(Mちゃんみたいな子に憧れてくれるのはありがたいんで。笑)


今回もたっぷり遊んでもらい、お陰様で私は友人とゆっくり話せました。

友人はもともとピアノが上手で、自分の保育の勉強のために、今リトミックの教師の養成講座も受講しています。

リトミックの奥深さは聞きかじったくらいでは理解できないんですが、友人としても本当に深いので、簡単に説明しがたいようでした。たぶん言いたかったのはリズム感は生命の律動と重なってて…以下よく分かっていないので略しますが、音楽教育の範疇のとどまらないということなんだと思います。


彼女のリトミックとの出会いはMちゃんの習い事。

彼女曰く、娘は息子と違い元々の気質だったのは大前提なんですが、リトミックをやらせたことがよかったというんですよね。


Mちゃんのいくつかのエピソードに触れると、モンテ園に通園する際に何冊か読んだモンテッソーリ教育を受けた子供のその後とかなり重なるんです。


以前に書いたこともあるのですが、例えば

・私がプレゼントした手帳に日記を書き始め1年継続→地道にコツコツ

・遊びながらもピアノの練習をささっと→自分が決めたノルマを着実にこなす

・夕食に便乗するまでお邪魔していたとき言われなくても明日の用意が済んでいた→計画性

・中学受験をすると本当に自分で決め、親ノータッチ→自立

・娘のような歳の離れた子にも優しく、根気よく付き合ってくれる

※以下の本あたり

モンテッソーリ教育を受けた子どもたち---幼児の経験と脳/河出書房新社
¥1,470
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以前から、ごく一部ですが、モンテとリトミックと重なるところがあるなあと思ってはいたんですが、調べてみたら、リトミック研究センターのカリキュラムにはモンテッソーリ教育があるようでした。

とはいえ、基本音楽的な教育が柱であるリトミックと、生活全般から数学的・言語的・社会的教育まで多岐にわたるモンテッソーリ教育は違うとは思うので、Mちゃんの今の姿はもともとの気質が大きいのだとは思います。

でも、そういう素敵なモデルを見ちゃうと、やっぱりいいんではないかと気になってしまうんですが(苦笑)。


現実的なことを書くと、Mちゃんのいとこちゃんもリトミックをやっていたけれど、かなり違うタイプだし、モンテをやっていなくてもMちゃんは本にあるようなタイプにとても似ているし、どちらもつまりは子供の「元々」の個性や特質がねじれず伸びるための優れた援助ということなんじゃないかなと思います。


でもまあ、娘は親の欲目で見ても音感のいい方ではない気はするけれど、リトミックはとても好きみたいです。たとえその場ではやらなかったとしても(その場では、特に機嫌を損ねていないのにやらないことも結構ある←そんな子いないんですが(>_<)。これも個性ですね…)、家でよく再現して付き合わされます。

幼稚園行ったら当分はそれどころではない気はするけれど、できたら続けさせたい習い事かな。

まとまりないですが、雑談ということで。