何回も申し込み、やっと手に入った
吾峠呼世晴先生の原画展。
行ってきました。
いや、すごく楽しみにはしていたんですけれども。
舐めてました。
申し訳ございません!
もう、もう、期待以上でしたっ。
私、生原稿というものは初めて見たんですよ。
漫画で、印刷で見ていたものとは
全く別のものに見えました。
迫力が違います。
一枚一枚
一筆一筆
魂が込められているのがすごく伝わり。
それを見ている私の魂も震えましたね。
命をかけて描いているって言ったら大袈裟かもしれないですが
確実に命を削って描いていたと思います。
それくらい素晴らしかった。
あと生原稿の良さって
アシさんへの指示だったり
修正のホワイトが使われていたり
すごく生々しいのが魅力です。
例えば
2枚のコマ割りがあった時に
一コマ目に涙を消したホワイトの後がある。
2コマ目から涙が描かれている
という原稿がありました。
最初はたぶん
1コマ目にも2コマ目にも
涙を描いていたと思います。
描いた後に見直して
セリフを言わせたあと
2コマ目から涙を流した方が
リアルだったり涙を誘ったり
展開としてスムーズと思われたか
理由があって涙を消したと思うんですけど。
そういう
現場での息遣いみたいなものが
生々しく伝わってくるんですよね。
全部見て回るのに2時間かかりました。
一生見ていられる位素晴らしかったです。
中には撮影オッケーコーナーもあり
リュックを前に抱えよ
とのスタッフさんのご指示があり
こんな感じになっておりますw
めちゃめちゃ楽しかったです。
帰りに六本木の森ビル52階からパシャリ。
富士山がクッキリ見えて
綺麗な夕焼けでした。
吾峠先生のプロフェッショナルさを
間近で体感でき
自分も更に技術を磨いていこうと
決意できた一日でした。
はぁ。
幸せでした。