皆様、こんにちは
今日は、冬のイギリスにしては珍しく、
(↑ 寒いので、もう勝手に冬にしてる)
晴れ、ておりました いえーい!
いやー、
美しい
最近、ずっと曇りばっかりで、
朝7時40分のバスに乗る私は、
車窓は未だ薄暗い中での通勤でございました
しかし、さすが太陽
晴れているというだけで、
あー、久々に見てもやっぱり、
街並みが美しいわー
としみじみ感動させてくれました ありがとう!
(夕方はもう5時で暗いので)
毎日、同じバスで通勤しておりますので、
通勤仲間の人たちには、
外見ながら、うっとりして、にやけて、気持ち悪いなーと
思われいたことでしょうね 気にしないワ!
で、
とある、草原、というか、農場?
に羊がおりまして、
いつも、
今日も、もこもこしてるなーと思って見てるんですが、
色は、アイボリー系なんですね。
羊たち
もとは真っ白かもしれませんが、
土で汚れてますし
なのに、今朝は、
なんだか、
みんな真っ白で、
キラキラ輝いてたんですよ!!!
羊が。
あー、羊も人生、一度は輝くもんかと、
関心しておりましたが、
(羊だから、羊生?)
バスが丘を上がり、羊が近くで見える角度になった時に気づきました。
ひつじたち・・・・
霜ついとる!!!
いつもはもっこもこの毛に、
今日は、鋭い霜が毛皮の上にびっしり付き、
太陽の光で、
白く光輝いておりました。
うぅう・・・
なんだか・・・、せつない
見てるだけで寒いぞ。
がんばれ!
ひつじ!!
まぁ、そんな事気にもしないんだろうケドさ
気にするんだろうか?
まぁ、寒さはわかるよね、動物だし。
まぁ、いいや。
そんな感じで、うっとりしたり、悲しんだり、
朝から忙しい1日でした
ちなみに、クリスの兄の奥さんの実家にも、
羊がいまして、
赤ちゃんはこんな感じで、激かわです
↓
イースター休暇と、羊の赤ちゃん☆
さてと、本題です
(遅い(笑))
エジプト編、初めての方はこちらからどうぞ☆
エジプト旅行も4日目になりましたー
一度も聞いた事がなかった方もお見えでしょうか、
この街、ルクソール
ここには、エジプトで最大規模を誇る
大神殿
カルナック神殿がございます
この日は、朝8時15分に、ロビー集合
10人乗りほどの、白いバンがやってきて、
中にはすでに、ヨーロッパからの観光客
6人ほどが乗っていました
カルナック神殿は、
ホテルのある東岸にある為、
ナイル川を渡る必要がなく、
車で15分ほどの距離にありました
途中、車は、
ホテルでもないところで、突然停まったかと思うと、
外からドアを開け、
不審な、エジプト人の初老の男が
乗り込んできました
私はそのおじいちゃんを、見るからに不審なので、
大変不審に思い、
きっと歩くのが暑いから、
観光客の車にタダ乗りしてる人だと思いました
これは、まったくの誤解でした ごめん。
彼の名は、モハメッド
年は80歳近かったと思いますが、
彼の英語力は素晴らしく、
また英語の遺跡の説明も
昨日の若いガイドとは比べ物にならないほど、
わかりやすく、丁寧で、魅力的な説明でした
クリスはこの日、何度も、
「彼は良いガイドだ!」
と褒めてました
(私に言わず、本人に言えばいいのに)
それもそのハズ、
現在、エジプト国内に5万人ほどいると言われるツアーガイドの中で、
彼のライセンスは、
No.9
ガイド一筋54年だと言うから、
ただ驚くばかりでした
こうして、数組の観光客と
名ガイド、モハメッドと共に、
カルナック神殿へ到着
長い説明は必要ありません。
さくっと写真で見て行きましょう!
ちなみに、着いた時点でまだ9時前にも関わらず、
気温はすでに30℃を超えてました あーつーいー・・・
神殿の入り口へ向かうとまず、
私たちを出迎えたのは、
両サイドに、凄然と並ぶ、
牡羊の像たち。
エジプト アメン神の聖獣です
(同じ羊でも、暑そうだわ。)
これが左側にも同じようにあり、
左右合わせて80体が
神殿の入り口へと私たちを導きます
入る前から、この豪華さ。
わくわく感が増します
(大きさは、下の土台部分で、私の身長 (160cm)ほど。)
ここを抜けると
目の前に、第一塔門が現れます
門と言っても、上の部分はすでに崩れてしまっていますが、
エジプト最大規模を誇る大きさです
↑
これは通ってる最中、横から見たところ
(全体写真がなくて申し訳ないですが。。。)
この第1塔門は、
かの有名な、フランスのナポレオンが
この地を訪れた際に、
ここに落書きをしたと言われていて、
「我、ここにあり」
の文字が、
あの辺に書いてあるよ
というので、撮ったのが、上の写真です
あったところで、フランス語は読めませんが。
(高い位置にあるのは、馬にまたがったまま書いたからです。)
じっくり見たい方はクリックして大きい画像でご覧ください
ん?
ナポレオンがエジプトにいたという事は、
エジプト遠征の時でしょうか?
そういえば、
私は、昔から、
「ナポレオンが
スフィンクスの鼻を大砲で撃った為、
エジプト人はナポレオンが嫌い」
と、何かの本で読んだのに、
(そうでなくても、戦争してるんで嫌いでしょうが)
定説では、アラブ人に打ち落とされたとか?
おっと!
話しが飛んでる!
まぁ、スフィンクスさんもエジプトにおみえなので、
そのうち、この章で登場してくれます
全部で10ある塔門のうち、
この第一塔門だけで、かなりの見ごたえがありましたが、
迫力満点の
第一の塔門を抜けるとそこには
幅103m、奥行き84mという広々とした空間が広がります
ここは中庭と呼ばれ、
もうかつての神殿内部の為、
下は土ではなく、石畳に。
前の女のコたちは、
一緒のツアーの人たち
気温が40℃を越すとはいえ、
肌を露出していると、
ひどい日焼けで肌がダメージを受けますので、
長袖を着ます
ちなみに、私たちはこれから、
前に見えている神殿内部へと向かいますが、
右側には、
ラムセス3世の神殿が建っています
右の土台も、もとは一番左のような、
天井を支える石柱だったそうで
いやー。
さぞ、美しかった事でしょうね
さて、モハメッドの説明を聞きながら、
さらに奥へと進みますと、
第2塔門に着きます
門の前、両サイドに立つ、ラムセス2世の巨像
この写真ではあんまり大きさわかりませんが。
中に入る前に、
周りにはこんな感じで、ずらりと像が並んでいます
(何の像かは知りません。頭ないんで。)
さて、準備はいいですか?
カルナック神殿の第2塔門を抜けたところにあるものは、
ここ、ルクソールで私が一番、感動した、
大迫力の
大列柱室です
ぜひ、クリックして大きな画像でご覧ください
↑
後ろの方に人がもたれているのがわかりますでしょうか?
圧倒的な高さ・そして太さです
この大列柱室には
なんと、柱が134本
その高さ故、
底には深みが出て、
「森」と呼ぶのにふさわしいような空間で、
ここでは、
エジプトの照りつける太陽の光さえ、
和らぎまました
↑
ここにも奥に人がいるので、柱の全体の大きさと比較ができます
さらに、柱にはすべて美しく彫刻が施されています
ここも、もちろん、かつては天井が覆っていたそうで、
もし、残っていたなら・・・・と悔やまれますが、
とんでもない!!!
建設が始まったのは、
エジプト第18王朝で、(紀元前1500-1300年くらい)
なんと3000年以上も前の事!
もちろん、何度も増設や、修復が重ねられてきたとはいえ、
今でもこの美しい支柱が残っていることは
素晴らしい限りですね
頭上を見上げると、青空に向かって伸びる、
美しい大支柱
これは、間近で見ると、本当に感動ものです
一番左のトリのレリーフ部分の写真です
「はるかなる何千年もの時を越え、
今もかすかに残る、当時の色彩」
ガイドのモハメッドの説明にも熱が入ります(笑)
これが一面に施されていたわけです。
あー、この神殿が現存して・・・・
(以下略(笑))
このように、天井だけでなく、
壁にも一面、装飾が施されていて
ラムセス2世の戦いの様子を記したレリーフもあり、
古代ヒエログリフアルファベットが読めたなら、
ここから歴史のすべてをなぞ解く事もできるだろう
と思いましたが、
当然、読めませんので、
先へ進みます
大列柱室の奥には、小さな部屋のような空間がありました
↑
熱心に、レリーフを観察するクリス、
をのんきに写真を撮る私
この一室の壁にレリーフを施すだけでも、
どれだけ大変な作業で、
技術のいる仕事でしょうか。
この列柱室の出口が、第3塔門で、
続く、第4塔門へと向かいます
手前に2本、塔のように、聳え立っているのが、
トトメス1世のオベリスクです
ここ、BathのVictoria Parkと、
クイーンズスクエアにもそれぞれ1本ずつありますが、
古くはエジプトが起源ですね
オベリスクについても、後で紹介します
これは、
前回の記事で、葬祭殿を紹介した、
ハトシェプト女王のオベリスク
そろそろ、日が高くなってきました
さらに、第5塔門、第6党門を抜けると、
カルナック神殿の中心部となります
第4塔門から横へ向かうと、
第7、第8、第9、第10党門と続き、
さらに、スフィンクス表道を抜けると、
今度は、ムート神殿があるのですが、
第7塔門以降は、未だに発掘中の為、未公開でした
このカルナック神殿内にはさらに、
聖なる池があります
んー
神殿内ですし、
周りが石畳なところを見ると、
人口のものでしょうか?
砂漠の国にあって、敷地内に池とは、
さすがですね
かつては、周囲に神官の住居や、
水鳥の小屋が立ち並んでいたそうで、
さらに、
毎朝、神官はここで身を清めたと、
ガイドブックにはあります
・・・・・・・・
どうせなら、女王が身を清めていた方が
ロマンチックなのに(笑)
そんな感じで、
大満足のカルナック神殿の見学は終了です
歴史好き、遺産好きにはたまらない、
ロマン溢れる場所でした
しかし!!!
この神殿の魅力はまだ終わりません
夜もまた、素晴らしかったのです
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では、またー