皆様、こんにちは
そして・・・
クリスマス休暇から年越しはWalesで過ごし、
だいぶ遅くなってしまいましたが、
あけましておめでとうございます
2008年は、このブログを通して、
たくさんの読者様と知り合い、交流させて頂き、
実り多い一年となりました
2009年も、皆様に楽しく読んで頂けるブログを目指し、
更新していきますので、
本年もどうぞ宜しくお願いします
(あと、更新頻度ももっとあげたいと思います)
それと、
たくさんのクリスマスメッセージ、プレゼント、
新年のご挨拶と、プレゼント、
くれた皆様、本当にありがとうございます
とても嬉しく
丁寧に読ませて頂きました
メールは、徐々に返信していきますので、
少々お待ちください
さてさて、ようやく新年のご挨拶もできましたが、
本記事に入る前に・・・
実は昨年のお正月の記事を見ていたら、
私とクリスは
去年は元旦から飛行機に乗ってましたね
これ
↓
イギリスへの帰国便です
はー、
1年というのはあっという間ですね
それで、新年に
飛行機で読んでいた本を紹介していたので、
「あ、じゃぁ、今年も」 と思いついたので、
(軽いノリだね )
最近読んでる本の中から、
楽しく英語を学べそうな
オススメ本を紹介させて頂きます
えーと、読者様はすでにご存知だと思いますが、
昨年の秋頃から、
「奥の細道」 を読んでおりました
そうです、松尾芭蕉さんのです
言わずと知れた。
(Amazonとかで、著者として出てると、ちょっとウケるんですが(笑))
中学校時代に古典の教科書で、
冒頭の部分だけ読まれた方も多いのではないでしょうか?
「月日は百代の過客にして、
行きかふ年も又 旅人なり」
から始まる、あれです。
しびれますね
これが、また、去年の10月に日本からイギリスへ帰るときに
空港で良い本を見つけましてね
奥の細道の古文を、
ドロシー・ブリトンという人が英訳している本がありまして。
こちら
↓
「A HAIKU JOURNEY」
Basho’s Narrow Road to a Far Province
(講談社インターナショナル)
著:松尾芭蕉
訳:Dorothy Britton
日本古典文学と、英文の
コラボレーション、バイリンガルブックという、
文学オタクの私にはたまらない一冊となっております(笑)
肝心な
俳句部分の英訳は、
五・七・五 の響きなどまったく無視した
ポエム風に訳されていてます(笑)
(英語の古い詩と似た感じで、現代詩ではないのでご安心を)
使われている単語は、
ちょっと古い表現というか、硬い表現が多いですが、
(たとえば、「泣いた」の表現には
TearではなくWeepが使われていたり)
日本語であるはずの古文を読んでも、
あんまり意味がわからないところを、
英訳を読んで内容を理解するという、
行為が、
俳句を楽しむ外国人になったような気分で楽しいですよ(笑)
(どんなススメ方だよ )
んーと、言葉で説明するのも難しいので、
最初の「旅立ち」をせっかくなので、載せてみます
さらっと古文で読んでみて、
その後、英語で読んでみて、
どっちのほうが理解できるか比較すると楽しいですよー
(え? オタク?)
私は英語はほぼ100%ですが、
古典の文だと・・・50%くらい?(笑)
旅立ち / Setting Forth
(以下:A Haiku Journeyより抜粋)
<原文>
弥生も末の七日、あけぼのの空朧々(ろうろう)として、
月は有明にて光をさまれるものから、
富士の峰 幽かにみえて、上野・谷中の花の梢(こずえ)
又いつかはと心ぼそし。
<英訳>
On the twenty-seventh day of the Third Moon (May 16),
the dawn sky was misty.
There was a wan moon, and in the faint morning light
I could just make out, in the distance, the summit of Fuji and,
nearby, the tops of the cherry trees of Ueno and Yonaka.
Would I ever see these sights again, I wounderd, feeling rather forlorn.
(またこの景色を見ることがあるのだろうかと思い、むしろ わびしい気持ちになってくる)
この最後の部分なんか、
古典の方だと、芭蕉さんがはしょりすぎてて、
ちょっとわかりづらいですが、
英語だとしっかり理解できますよね
続きです。
<原文>
むつまじきかぎりは宵よりつどいて、
舟に乗りて送る。
千住という所にて船をあがれば、前途三千里のおもひ胸にふさがりて、
幻のちまたに離別の涙をそそぐ。
My closet friends, who had been with us since the night before,
came on the riverboat to see us off.
We disembarked at a place called Senju,
and my heart was heavy at the thought of the miles that lay ahead.
And though this ephemeral world is but an illusion,
I could not bear to from it and wept.
(以上、紹介本より抜粋)
なるほどー
「むつまじき」だから、
「親しい友人たち」で、彼らは 「先日の夜から集まっていた」
というわけですね
みたいな感じで、
古典より、英語の方が簡単じゃん!
なんて思えて来ませんか?
そう思えたら、その後の勉強はもっと気楽に出来るはず!?
まぁ、
これはちょっと中級なので、
もう少し楽しく読める、もうひとつのオススメは、
こちら
↓
―スピーチにも使える222のエピソード
(講談社バイリンガル・ブックス)
これは、222のショートストーリーやエピソード、著名人の言葉などが
左ページには、日本語
右パージには、英語で
書かれているので、
それぞれを小説のように楽しんでもいいですし、
日本語を読んでから英語バージョンを読めば、
理解しやすくて、
速読の能力も身につくかと思います
最初から英語で読んでみて、
わからない箇所があれば、日本語で確認してもいいですしね
これは、エピソードなので、英語は初級レベルです
ちょっと、いいエピソードを
ひとつくらい紹介したかったのですが・・・、
私は読み終わったので、
この本はただ今、クリスのお母さんに貸し出し中です
また戻ってきたら、
英語と日本語両方載せて紹介したいなと思います
そして、これを貸したときに、
「そうそう、私もぜひオススメしたい本があるの」
と、クリスのお母さんが貸してくれた本を
今読んでるんですが、
これがまたいいんですよー!
ロマンス系です
そして、
文章が綺麗なんです
それが、
こちら
↓
「Redeeming Love」
著:Francine Rivers
イギリスではシェイクスピアが
英語を綺麗に書くときのお手本されますが、
(ちなみに、私はヘミングウェイが好きです)
このフランシス・リバーズの文章も、読みやすくて綺麗です
小説で、かなりサイズが大きいので、
読み応えもありますよ
(ネヴァーエンディングストーリーの分厚い本みたいな感じ)
実は私かなりはまってまして、
通勤のバスも40分読んでますし、
寝る前も、ベッドに入ってから、
サイドテーブルのランプをつけて、
真剣に読んでるので、
クリスの眠りを妨げております(笑)
これは、もちろん全部英語ですし、
長いですので、
上級者向けかなと思います
そんな感じで、今日は、
新年のご挨拶のつもりが、
またも長くなってしまいましたが、
最近、私が読んだオススメ本でしたー
(注:私が最近読んだだけで、最近の本というわけではありません)
次回からまた、本気時に・・・
おぉ! 変な漢字変換だけど、ある意味あってる!(笑)
じゃなくて、本記事に戻りますので、また今年もヒマな時にでも、
遊びに来てください
いつも応援ありがとうございます
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では、またー