皆様、こんにちは
今日の、Bath・・・は曇り空ですが、
気温がなんと、
10℃
2ケタですよ!
素晴らしいぃー
もうコートはいりませんね
なんて、ちょっと春を感じたくらいで、はしゃぎすぎ?
と思いつつも、
今朝は、代わりにジャケットを羽織って、
バス停へ向かいました
と、
そこに立っていたのは、
半そで、半ズボンの男性・・・
・・・・・・・・・・・・・
あぁ、私は、未だにこの国で、
知らぬうちに、人の目を気にしていたよ
(なんて堂々と、夏服なんだ )
いいさ。
そんな奥ゆかしさがウリです
ジャパニーズ アイデンティティ 万歳
4,5月の本格的な春の陽気も好きですが、
2月の終わり頃から、
ちょうど今の季節に感じられる、
「まだ寒さを残した中に、
少しだけ感じる、春の訪れ」
もまた好きです
数日前の、朝日新聞の社説に、
今の季節は、
七十二候では、
「土脈潤起」 (どみゃくうるおいおこる) だと載っていました
※七十二侯の漢字、読み、意味などは、文献によって微妙に異なるので、
これは朝日新聞をそのまま引用してます。
寒々と硬かった大地が、潤ってゆるむ
を意味するそうです
冬の寒さに耐えた草木が、
今、春に向けて
目には見えなくても、
土の中では、
着々と芽吹く準備をしているってことですね
はぁ~、
そう思うと心がほんわかする
冬の間、枯れていたのじゃなくて、耐えていたんだなって
そして今、がんばって
地上に芽を出す準備をしてる
あと1ヶ月ちょっとで、この国でも、日本でも春
いたるところに花が咲き乱れるとすれば、
今、地下で芽吹こうとするエネルギーも相当なものでしょうね
こんな少しの気温の変化に、
こんなにわくわくした気持ちになれるのは、
1年を、72もの季節に分けて
楽しむ事ができる、日本人の特権でしょう
日常のささいな事に、
喜びを感じられるって素敵です
よし、そんな感じで、大地のエネルギーを受け(笑)
やる気になりましたので、
本題ー
今日は、近々アップしますと散々言い続けてきた、
Bath の
Roman Bath です
Bathに来たら、誰もが行く、観光スポット
早速、Bathの街をお散歩しつつ、向かいましょう!
うちからAvon Riverのほとりを歩くこと
10分ほど
観光でロンドンから来る場合だと、
Bath Spa ステーションから歩いて、
5分ほどのところに、
この、Bath Abbey があります
↓
Bath Abbey 横から見たところ
Bath Abeey 正面
↓
よく見ると、左右のところに、はしごが彫ってあって、
そこを天使がのぼってます かわいい
私とクリスはお天気が良い日は、
このすぐ横に、ベンチが四角く並んでいるので、
ここでコーヒー飲んだりしてます
たいてい、ストリートミュージシャンが演奏していて、
癒されたり、されなかったりします
↓
ちなみに、中はこんな感じ
んー、このアングル
結婚式のバージンロードを思い出します
そして、このAbbeyのすぐ横に並ぶ、建物
が、 Roman Bath (奥)
と、Pump Room (手前) です
早速、奥の Roman Bathへ入ってみましょう
奥の建物のドアを抜けたところが、
レセプションになっているので、チケットを購入します
(ちなみにBath市民はタダです その分、市民税が・・・以下略)
それとここで、英語での音声ガイドの装置が借りれるのですが、
日本語で聞きたい方は、日本語用をもらいます
そして、このレセプションルームを抜けると・・・
この回廊に出ます
このクリスが立っている場所は、
ジョージ王朝時代には、
華やかな社交の場でした
(あ、ちょっと写真の向きが逆ですが・・・ 奥から撮れば良かった)
そして、横の円形窓から覗くと、
メインの温泉浴場 グレイト・バス
を見る事ができます
↓
さっきの廊下から、外へ出たところ。
後ろに、Bath Abbeyも見えます
↓
入り口部分は3階なので、
2階へ降りると、ここからも、
Great Bathを見る事ができます
こちらは、少し小さめな、キングス・バス
46℃のお湯が、
1日に、110万6400リットル
毎日、湧き出ているというから驚きです
この、泡 がかわいい~
いつもぽこぽこ出てる~
と、甘く見てはいけません
このぷくぷく湧き出てるの、
実は、1万年前に降った雨が、
地下深くもぐって、
高温に加熱され、
再び地上に湧き出ているもの
こんなにかわいいのに、そんなお年でしたかー
2階部分は、現存する遺跡が展示してあり、
ミュージアムになっていて、
そして、これは発掘されたものの中から、見つかった
Seal Stamps
↓
これは、入り口部分の遺跡
さぞ、綺麗だったことでしょうねー
さらに、奥へ進むと、
聖なる泉、と呼ばれる、
温泉の源泉、湧き出す部分にたどり着きます
↓
とても街中にいるとは思えませんねー
ローマ人は当時の土木技術を利用して、
温泉の周囲に鉛を張った石の貯水槽を建設し、
そこから数ある、浴槽へとお湯を送りました
そして、溢れたお湯を
エイヴォンリバーへ流すための仕掛けも作り、
約2000年経った現在でも、
見事にその役割を果たしています すごいー
この地で、
温泉に癒しの効果があると、紀元前863年より信じられ、
1680年には
ジェイムズ2世の王妃 メアリが
不妊治療のために、Bathのクロス・バスを訪れたりもしました
そのため、健康を祈ってか、このバスには、
たくさんの硬貨が投げ込まれています
写真は地味なので、載せませんが(笑)、
この時代には、すでに床暖房の施設もありました
トルコ式の、蒸気浴室です
そんな感じで、へーと思いながら、
歴史を遡りつつ、
遺跡や説明を楽しんで、1階へ降りると、
上から覗いた、グレイト・バスへ着きます
↓
いつも観光客でにぎわうこの場所
えーこの人々が、
(ちょっと、人々って表現は(笑))
えー、写ってる人たちが、携帯みたいに耳にあてて聞いているのが、
音声ガイドです
このガイド、全部聞いてると、1時間半くらいかかります(笑)
有名な観光スポットのひとつですが、
たまに、空いてる日もあります
これはひとりぼっちでBathを眺めていた女の子
↓
この歳で、歴史に想いを馳せているのでしょうか
ちなみに、彼女が座っているこの位置が、
Roman Bathの全貌と、
その後ろには、Bath Abbeyが見えるという
絶景ポイント
うーむ
さては、Bath市民だな?
( ↑ 私はただのストーカー 笑)
こうして大満足のRoman Bath観光を終えましたらー、
上にも載せましたが、
すぐお隣に、パンプルームがあります
せっかくです
覗いてみましょう
Roman Bathと同じく、
ここも歴史ある建物で、
上の写真と同じアングルで撮られた写真
運転手が、パンプルームと、Roman Bathの外で、
貴族が出てくるのを待っていました
↓
今でも、中はレストランになっています
ここでは、貴族たちが身体に良いと、飲んでいた
鉱水も味わう事が出来ます
↓
(注: おいしくはありません (笑))
Roman Bathの名の通り、
ローマ時代に建てられた、この建物
この建物以前にも、ここには代々温泉施設があり、
古くは、西暦65年にまで遡ります
Bathに関しては、
この街の名から
お風呂の語源になった
との話しも聞きますし、
いや、
ここに温泉があったから、
街の地名がBathになった
との節もあり、
どちらが先かはわかりませんが、
お風呂の街 である事は確かですね
Bathにお越しの際は、ぜひ、
Roman Bath 行ってみてくださいね
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では、またー