皆様、ご無沙汰しております。


日本は今年は猛暑だそうですね!怒


イギリスの夏は、23度くらい、暑くても27度くらいですので、

日本の暑さも忘れかけた頃ですが、



私はもともと、暑さに大変弱い汗ので、

今でも夏だけは、里帰りしない事に決めていますあひる



ブログの更新が遅れている間に、

今年の夏にイギリスへ旅行に来られるという方や、

留学が決まったなんて方もみえましたが、


日本から来ると、イギリスは「寒い」雪の結晶と思いますので、

しっかり、秋くらいの格好で来るとちょうどいいかなと思います星



日差しは強いので、晴れていれば晴れ半袖一枚でもいいですが、

長袖と、上に羽織るもの一枚くらいが、

日本から来た方なら、基本の服装だと思いますチューリップ赤





さてさて、ここ最近も忙しくさせて頂いている私ですが、

ブログの更新を待っていますとメールしてくださる方も多いので、

早速、今日は今、お気に入りのCMを紹介したいと思いますニコニコ


(書きたい事は毎日あるんですけど、なかなかまとまった時間が。。。)





こう、頭の中で考えた事が、勝手にブログ記事になる装置が欲しいですね。


発明家の方がいましたら、ぜひお願い致します。ガックリ






私は童話が好きでしてねー、

いろいろ読んでいると、

その国の昔の様子とか、言い伝えなどがよく反映されているので、

文化を学ぶにもなかなか良い教材だと思います音譜



日本で桃太郎を知らない人はいないですから、

犬・猿・雉といえば、すぐわかりますが、

(ワンピ海軍の大将ももちろんここからですよ。)


ヨーロッパの方にとっては、何の関わりもない2匹と1羽の動物です。わんわん






そういえば、雉と言えば、日本の国鳥ですよね、

桃太郎のお供になるくらいですから、

日本では昔から丁重に扱われたのだと思いますが、



イギリスでは、特にスコットランドに来てからは、

日常的に見ましてねー、雉を。キジ


えぇ、よく飛んでたり、歩いてたりしますよ。



さらに、よくいる鳥なので、料理にも使われたりもします。



イギリスの有名なシェフ、ジェイミー・オリバーのお料理本にも、

「Pheasant Stew」 雉のシチューなんて出てくるわけですよ。






そんな!!!ムンクの叫び


キジを料理するなんて、日本では考えられませんね汗




ちなみにこの料理人ジェイミー・オリバーは、

若く、金髪のシェフで、豪快ながらも絶品のその料理の腕に、

イギリスで初めて見たときは、サンジだと思いました。

(顔は似てませんけど。)



そのうち、ここでも紹介したいです。




さて、童話と言えば、お勧めな本は、

「365日のベッドタイムストーリー」
という本。



持っている方も多いと思いますが、

これは世界中の童話や神話や言い伝えが載っていて、

読んでいるとなかなか楽しいです星



世界の童話なので、もともとの言語から日本語に訳してあるわけです。




まぁ、翻訳なんて個人のスタイルでかなり変わるもので、

「正解」はないと思っているのですが、


(英語は特にすべて一人称が 「I」 ですから、

日本語で、僕でも、オレでも、おいらでも、わたしくめでも、拙者でも、訳せるわけです。)




その中で、

ひとつ、「これは直して欲しかった」、という訳がありましてね。




私の一番好きな花は、「すずらんすずらんです。


これは、私の実家の庭に咲いていた花で、

祖母が大切に育てていた花ですので、


私も姉もこのかわいい白い花が大好きで、

咲く季節には、毎年眺めたものでした女の子ラブラブ




香りが良いので、イギリスでは、香水にもよく使われていて、

英語名は、「Lily of the valley」 です。



あるおとぎ話の中で、いろんな花が咲き乱れるシーンがあって、

こう訳されていました。



「そこには、美しいバラや、チューリップや、谷間のユリが咲き乱れ・・・」


・・・・・・・・・・・・。ガチャピン




そりゃ、「Lily of the valley」を直訳すれば、「谷間のユリ」ですが、

正式な日本名は、「すずらん」ですよ。。。怒



私の一番好きな花の名前だけあって、

ここはすずらんと訳して欲しかったですガクリ





さて、前置きが長くなりましたが、


以前、私はイギリスのテレビCMが、

すごく細部まで凝ったものが多くて好きだとお話しして、

今までもいろいろイギリスのCMを紹介しているのですが、




今の一番のお気に入りはこちらです

Sky ブロードバンドの

「王女とえんどう豆おとめ座




これは、デンマークの有名なアンデルセンの童話の一つで、

ヨーロッパでは、誰もが知っている有名なお話です。



話のおおまかな内容はこうです。



「むかしむかし、あるところに、

美しい本物の王女様と結婚したいと思っている王子様がおりました。



しかしながら、その国に王女様はいませんでしたので、

王子は王女様を探して旅に出ましたが、

どこにも、本物の王女様を見つける事が出来ませんでした。



王冠をかぶっているからと言って、王女だというわけではないのです。

王子はどうやって本物の王女を見分ければいいのかわかりませんでした。


王子はがっかりして、旅を終え、城へ戻りました。




その夜は、すごい嵐となりました。


そんな中、誰かが城の門をたたきました。



そこにはひとりの少女が立っていて、

ずぶぬれでしたが、おだやかな口調で、

「自分は本物の王女なので、どうか一晩泊めて下さい」

と頼みました。



そこで、王子はこの少女を招きいれ、

本当の王女がどうか試す事にしました。



少女の寝る寝室に、えんどう豆をひとつ置きました。



そして、その上に、20枚のマットレスと、

20枚の羽毛布団を掛けて、


その上に少女を寝かせました。




☆もしもあなたが英国紳士と結婚したら☆ ~国際マナーと英語力~






朝になり、「よく眠れたか?」と聞かれた少女はこう答えました。



「正直に申し上げても宜しいでしょうか?

昨晩は、まったく眠れませんでした。



マットレスの下に岩のような堅いものがあって、

背中があざだらけになってしまいました!


それはつらかったわ。」



なんと、20枚のマットレスと20枚の羽毛布団の上から、

たった一つのえんどう豆で傷つくような人が他にいるでしょうか?



王子はすぐに、この方こそ、本物の王女だとわかり、

二人は結婚し、幸せに暮らしました。



このえんどう豆は、お城の美術館に展示される事になり、

今でもそのえんどう豆を見る事が出来るでしょう。」


      -ハンス・クリスチャン・アンデルセン「王女とえんどう豆」より引用-




さてさて、有名なこの童話、

知っていれば、このCMの意味もよくわかるというのもチューリップピンク




Sky ブロードバンドの

「王女とえんどう豆」


(私はこの王女の英語のアクセントがかわいくて大好きです!キャハハラブラブ


国に王女がいないという設定なので、

他国の姫君なのでしょう。









むかしむかしあるところに、とても好みにうるさい(Picky)王子がおりました。


---王女の寝室へ到着-----



「How's your night?」

「昨夜は良く眠れたかい?」


の問いに、


きっと王子をにらみ、

「Awful」

「最悪だったわ!」


と答える王女。



この何十枚も重ねられたマットレスを見れば、

誰もが、この童話を思い浮かべます。目



「ブロードバンドが遅すぎるのよ!

いろいろダウンロードするのに、もっと速いネット接続がいるわ!」


と王女。




付き人に「高すぎる」と言われ、伝える王子ですが、


「高くないわよ。 スカイのテレビと電話を使ってるでしょ。 それなら、高速ネット接続はフリーよ!」


と、スカイのCMですので、ここでアピールグッド!




そして、「何とかしなさい」


の一言。




この高飛車さに、王子も

「なんて要求の多い人なんだ」と言いつつ、

嬉しそう。




そして、王女のこのセリフ


「それともう一つ・・・

布団に野菜を入れるのやめてよね!


いやがらせだわ。」



(冒頭で王子はえんどう豆は手配通りに入れたかと話してますが、

王女は何かわからないので、ベジタブルと言ってます。)


これでこの王女が本物だと気づいた王子ひらめき電球




片ひざをついて、


本来ならプロポーズですが、


「契約成立だ!」


と、結婚とも、ブロードバンドの契約とも取れるセリフで、

ハッピーエンド恋の矢




二人の結婚式のシーンとともに、


童話でのお決まりのセリフ

こうして、二人は幸せに暮らしましたとさ。

「They lived happily ever after.」


で、CMが終わりです星




CMですので、1分もない映像ですが、


王子や王女の服装お城の内部

お城の小物や、付き人の数、


細部まで凝ってますよねーウサギ



同じセットで映画も出来そうです。



ちなみにこの王女様は、ミス スロバキアだそうです。

かわいいですコスモス



そんな感じで、久々の更新なのに、短くて申し訳ないですが、

イギリスお気に入りCMでしたおとめ座






いつも応援ありがとうございますピンクキラキラ

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚へ

人気ブログランキングへ


では、またー星






☆もしもあなたが英国紳士と結婚したら☆ ~国際マナーと英語力~

イギリスからの自由なお買い物をサポート