● 満天の星空~子供の頃に戻って、思いっきり楽しむ。

こんばんは。蛭田えみです。

先週末、美星天文台と岡山天文博物館に行ってきました。

子供の頃から、星を見るのが大好きでした。

もしかしたら、占星術(星占い)よりも、先に出会ったのかもしれません。

子供の頃に読んだ、宇宙の本のページが、鮮やかによみがえるくらいですから。

美星天文台は、その名前にひかれたというのもあります。



しかし、当日は、あいにくの空模様。

かろうじて、雨は降っていませんでしたが、空は、厚~い雲に覆われていて、どんより。

でも、私たち晴れ女が、外を歩く時には、うっすらと太陽の日差しも感じられていました。

宿泊は、ペンションで、私たちが泊ったお部屋は、牡牛座の部屋。



ペンションでの夕食を終えて、天文台に向かう時間になっても、雲は厚く、星ひとつも見えていませんでした。

それでも、天文台に行くということだけで、私たちのテンションは、下がることはありません。

ペンションの常連さんに、車で連れて行ってもらえることになり、荷台に乗って、坂道を昇っている間、子供の頃に戻ったように、はしゃいでいました。

天文台についてからも、空は絶望的で、室内での、パソコンで空模様を見ることに。

それでもあきらめられない私たちは、閉館までは、ねばろうと思っていました。

すると、雲がだんだんと切れてきて、美しい月とその横にある木星が、顔を出しました。

望遠鏡で見る月は、クレーターまで、はっきりくっきり。

そして、木星も、縞模様まで、とてもクリアに見えて、大感激でした。



もちろん、ガリレオ衛星も、見ましたよ。

あとの心残りは、土星。

せっかく土星が見える時期を選んだのに・・・

土星の方向は、相変わらずの、厚い雲。

でも、閉館間際に、雲がところどころ切れ始め、土星の輪っかまで、しっかりと見ることができました。



木星も土星も、雲の切れ間から見るので、一瞬で見えなくなったり、クリアに見えたり。

だからこそ、見えた時の感激も、最高潮でした。

あんなに曇っていて、天文台の方も、ペンションの方も、残念だねと言われてたけど、こんなにしっかり見ることができて、本当に感動!!

私たち、恐るべき晴れ女です。

翌日は、岡山天文博物館。

ここにたどり着くのに精いっぱいだったので、ランチを考える余地もなく、コンビニのおにぎりという、普段の旅行では考えられないようなことが。

ちょっと遊んでみました。



ここでは、3Dメガネで、宇宙を立体的に感じることができて、まるで、自分が宇宙にいるような感じ。

普段コンサルで使っているホロスコープも、この立体の星空を、紙の上に表現したものです。

平面ではありますが、いろんな情報が載っているので、ホロスコープを眺めていると、立体に見えてくるんです。

私は、大きなシャボン玉の中に、星が散らばっているように見えます。

今回の水星逆行中の旅、まるで、子供の頃に返ったように、思いっきり遊びました。

こんな逆行なら、ずっと続いてもいいなって、思います。

今度は、9月に西播磨天文台に行く予定です。

またまた、楽しみが増えました~。