昨年末に上棟した橿原の住宅に階段が掛かりました☆
無事上棟
内装には柱,梁が表しの部分もあるので、電気配線ルートの打合せを入念にやりました
設備配管ルートもしかりです
そして玄関ホールには階段が早めに掛かりました
通常はもう少し後なのですが、工程の都合で早めにしたようです
施主への説明&現場説明用のスケッチ
設計段階では階段の向こうにある
デッキスペースと玄関ホールとの繋がりが強くなるように
階段をハシゴの様に軽く見せようと思い、材の厚みなどを通常よりも薄く設定していました
が、工務店さんとの打合せで、少し強度が心配だということ......
で、設計側と工務店さんとでバトルです
「ここをもうこれくらい厚くして...」
「いやそこはそんなに厚くしたら......」
「ここをこれくらいでここをこれくらいで.....」
「なんやらかんやら........」
という感じで、折り合いのついた寸法で出来上がりました
よく僕ら設計はめんどくさい事を言うと煙たがられがちですが
意匠的(見た目)な事も含めて施主から信頼されて設計をまかされてますので、
「ああそうですか」では終われないんです
というか、そういう現場サイドとの話も楽しいのです すいません
住宅は施主を含めて設計、工務店さん、職人さん、などなど
みんなで『 一緒につくってる 』が大事だと
施主が住む家にまず、
作り手が愛情を注いであげないと施主も自分達の家に愛情が生まれないと思うんです
なので一生懸命 説明します 図面やスケッチも出来るだけ分かりやすく描きます
今回は分かりやすい形で大工さんが答えてくれました☆
続く
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