前々回の続きです が
ちょっと分かりにくいと思うのでサラッと流して下さい
現場サイドに階段の厚みについては「 この階段はこうこうこうで 」と一生懸命説明して
ましたが、接合の方法に関しては工務店さんにまかせていたので
「ま~ビス使って埋木かな」 と思ってました
今の主流の作り方だと、何も指定がなければ通常は階段の側板と踏み板との接合に
ビス(釘)や金物やプラスチック製のくさびを使います。
意匠的にどちらもダメとなればビスを隠す為に同じ材料で埋木したりします
が
今回は 見えるところには一切ビスを使わずにつくってくれてました
側板のある反対側は壁に埋込みなので、よけい大変だったと思います
さらに、側板の取付く柱も表しなのですが、そこもぴったり!
さらに、玄関ホールの床はモルタル仕上なのですが、そこもぴったり!
分かりにくいと思いますが、結構大変だったと思います
というか大変でしたと言ってはりました( ゚ ▽ ゚ ;)
なんでそんなにがんばったてくれたか聞くと
「 せっかくやから~ 」と。
工務店さん 大工さん ありがとう
神社仏閣を手掛ける宮大工や伝統工法バリバリのところからすると、
何の事はないことかもしれませんが
今の一般住宅では完成した後に
『 大工さんの腕 』が視えることは少なくなってきてます
経済的ではないかもしれませんが、やはり「ものづくりが好きな人たち」と
仕事をするのは楽しいなと感じました☆
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